北海道 秘境・自然 旅日記

北海道の美しい自然や、あまり知られていないマニアックな場所を写真で綴ります。

幻の鍾乳洞へ!2014年夏・後編

2014年08月09日 16時16分07秒 | 後志の風景
2014年8月3日

ついにたどり着いた「神威鍾乳洞」!
その中に潜入!!

この鍾乳洞の存在を知ったのは3年ほど前でしょうか。
どこにあるのだろう?どんな鍾乳洞なんだろう??行ってみたい!

恋焦がれて、色々と幸運もあって、ついにこの日がやってきました。

泊川上流には鍾乳洞があり、洞窟の中に昔は観音様があったそうです。
明治時代にその観音様は降ろされて、島牧村の栄豊時に祭られているようです。
その後、この鍾乳洞は噂でしかありませんでしたが、1975年に島牧村の役場の方たちが鍾乳洞を発見し、
中から寛永通宝を見つけたそうです。



洞窟の入り口は大きく、幅5m高さ3m程でしょうか。


中に入るとコウモリがたくさんお出迎え。


洞窟の中は神秘的な世界が広がっています。素晴らしい!!


鍾乳洞らしく鍾乳石の石筍や石柱も見られます。


振り返れば・・・おおっ!
まさに幻の鍾乳洞!


奥へ進むと少し登りになり、突き当ります。
ここが突き当りの場所。


あちこちに横へと延びる側道が続いています。


右手の側道。ちょっと入って行けませんね・・・。


洞窟の中には蜘蛛もいました。


そして、左奥の方に何とか人が入って行ける洞窟が続いていました。
進んでいくと・・・。


人が一人ドロドロになりながらやっと通れる穴があり・・・その奥は大きな空洞になっています!
(もうすでにのんさんの足が見えてます。)

ぴかリンさん、のんさん、チャリダーさんは余裕で入って行けました。
しかし僕らは肩やら腹やら尻やらが引っかかって、なかなか大変でした。


なんと!奥は広い空洞になってます!


こうやって這うように入って行きます。
(広間の内側から撮影)


奥の広間の壁は見事な鍾乳石。


いったいどれぐらいの年月をかけてできたものなんでしょうか。


光を消すと真っ暗になります。
何千年・何万年の時を越えて、今、人類がたどり着きました!


明治時代の方はきっと松明を持ってここに入ったんでしょうか。
そんな思いが頭を巡ります。


奥の広間の地面には20㎝四方程の台座がありました。
これが例の観音様が居られたという台座でしょう。


そして、そこの片隅には・・・
「寛永通宝」!!

本当にあったんだ・・・・。
ちょっと感動しております

横穴探索を終えて、今度は縦穴を探しました。
この横穴の近くに、ザイル確保しながらでないと入れない縦穴があるらしいですが・・・。

横穴の左上の方にぽっかり空いた穴がありました。
崩れそうな崖を何とか登り中をのぞいてみましたが・・・。


残念ながら縦穴ではなさそうです。

周囲を調べるも縦穴はわからず・・・。
時間も遅くなるので、横穴だけで満足し、帰路につきました。

でも・・・
横穴目指して再訪するかも・・・。

今回の探索に同行していただいた皆さん、本当にありがとうございました!
貴重な体験をすることができました~!

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
神秘的ですね~ (きんちゃん)
2014-08-09 17:27:14
 いけぶーさん、こんにちわ
鍾乳洞の中は何とも言えない神秘的な感じがしますね。
こういうところは嫌いじゃないけどそこにたどり着くまでが
かなり厳しいっす・・・
寛永通宝は台座にくっついてるんですか??
昔古銭を集めていた頃もあったな・・・あの古銭、
どこいったかなぁ~
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きんちゃんさんへ (いけぶー)
2014-08-10 14:52:16
こんにちは~。
たどり着くまでの道のりの情報が極端に少なく、
今回は本当に、本当にラッキーでした。
鍾乳洞に着いた時の感動は言葉に表せないほどです!
ぽっかりと開いた洞窟の口が忘れられません。
寛永通宝は触ってないのでわかりませんが、
たぶん単に乗っかってるだけだと思います。
長い長い時を超えて残された寛永通宝・・・
ロマンがありますよね~。
返信する

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