ポポロ通信舎

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ネットの嫌がらせで女性市議引退

2019年10月02日 | 政治
元八王子市議会議員 (2015.5〜2019.4)の佐藤梓さん(社民党)の公式ページの終わりが近い。

佐藤あずさの公式ページあずさジャーナル」に「ホームページ閉鎖の前に書いておきたいこと」として長文の心境説明が書かれています。
その一部から

議員を引退して5ヶ月ほど経つが、「なぜ女性が立候補したがらないか」「若い人が政治から離れていくか」ということが自分自身の実感として積もりつつある。
このたび、私の家族に酷い中傷を繰り返している男性に抗議をしたが嫌がらせが止む気配はなく、とうとう法的措置に踏み切ることとなった。写真のアカウントの人物は特に悪質で、調べたところ多くの方々が同様の被害にあっていることがわかった。抗議を行った私のことも逆恨みし、Facebook等で「佐藤は精神的な病気」などと書いて開き直っているようである。ため息をつくほかない。
もっとも恐ろしいのは、こうした嫌がらせをしてくる人が「見ず知らずの他人」であり、何の落ち度もないこちらを思い込みや身勝手な妄想、逆恨みで攻撃し続けるという点である。私は写真のアカウントの人物とも、もちろん面識はない・・。

インターネットの普及で政治家(議員)と市民(有権者)の距離は格段に近づいているように見えます。ネットを介して両者の直接対話も可能で、市民の意見要望を直接聞くことができ、それを参考に政策立案に反映できるというメリットもあるようにも思えます。
しかし、そのことが裏目に出ることもあります。佐藤梓さんのケースのように、執拗な書き込みコメント、問い合わせ等に対しても丁寧に応じていたことが、彼女自身を追い込む形にまでなってしまうことになってしまった。「政治や社会運動に関わること自体が苦しく辛いこととなってしまう」と。

特に女性や若い人は現実的に身の危険を感じることも多く、家族にも嫌がらせが及ぶリスクを背負うことにもなるため、参加を躊躇するようになったと語っている。
佐藤梓さんは確固とした信念、理想をもった人です。それだけにこれからの日本の政界で活躍してもらいたい注目の地方議員でした。とりわけ社民党回生のヒロインになるかと見られていた人材であっただけに非常に残念ではあります。

ネットの毒牙の被害に遭われたことはとても苦しかったことと思います。悪質なカラミや嫌がらせは無視すればよいのに、という意見もありましょうがそれも程度問題です。佐藤梓さんに対してのそれは限界を超えていた。同情いたします。
ポジティヴな彼女は「不安感に苦しんでいる人が、悪意を育てなくとも良い社会を、必ずつくっていこう。 頑張ろう」と結んでいます。今後の新たなフィールドでのご活躍を期待しています。

頑張れ!! 佐藤あずささん


【写真】佐藤あずさ公式ページより

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