へなちょこデジタル日記

貧乏怖いものなし

2000円で買ったジャンク級TD-Z103Hも一工夫で実戦配備(ただし条件付)

2016年11月04日 10時00分00秒 | フィッシング
 
1万円以下で購入した中古ベイトリールの紹介5つめなTD-Z。
以前にも紹介しておりますがこれは1万円以下でも使えるリール、ではなくある条件を満たした人にはジャンク品でも使えるリールになる例として再登場。

このTD-Zはジャンクということで購入時の状態はこんな感じでした。



見ての通り外観は全体的に傷多数・塗装ハゲ多数・更にハンドル一式とレベルワインドポール無し(ワッシャーとホルダーナットは有り)な状態でした。どうも部品取り用に使われた残骸をジャンクとして売っていた模様。そんなリールを手持ちパーツで再生し戦線に復帰させました。



当時の仕様としては手持ち予備パーツのレベルワインドポールにWPのアルミニウムクランクハンドル122AD+SLPのスタードラグ、更に苦手なV字スプールをRCSB 1012シャロースプールに変更。
更に数ヵ月後には腱鞘炎対策用軽量右ハンドルリールとしてハンドルを同WPのカーボンクランクアーム112ADへスプールをZPI製マグネシウムスプール+ベアリングへチェンジし軽量仕様へ。



そこから更に今年になってビックベイト用リールとなるべくギア周りをTD-Xのブラスギアに、スプールをSLPの1010シャロースプールにチェンジし、更に先月になってSLPのシャロースプールをZPI製マグネシウムスプールに太糸仕様へとチェンジしたのがトップ画像の今仕様です。因みにこのスプールは以前のマグスプールとは別物。以前のは既に売却済みでこちらはその後に塗装欠け・ブレーキローター打撃痕・スプール軸塗装のライン食い込み痕ありのジャンク扱い品を二束三文で手に入れたものです。




まぁその辺の仕様のことは置いといて、最初に書いたこのようなジャンクリールでも条件付きで使えるようになるというその条件は「余ってるパーツがある人」。

例えばこのTD-Zの場合だとハンドル一式とレベルワインドポールが欠損している状態ですから必要なのはその2点。ここで例えばダイワリールを持っていてそのリールのハンドルを社外品のカーボンハンドル等に変えて純正ハンドルが余ってる人ならそれを使い回せばあと必要なのはレベルワインドポールのみ。そしてTD-Zのレベルワインドポールなら300円で買えますので出費が計2300円でTD-Zが1台手に入るのです。わたしの今仕様だって見た目かなりカスタムしてますが先月替えたスプール以外は全て手持ちの余りパーツで済んでますから出費は最小限。仮に追加パーツが全て追加購入して組んだ場合は余裕で1万円オーバーとなってしまいそれならもっと程度の良いリールやタトゥーラやクラド辺りの新品リール買った方が安上がりになりますのでなんの旨みもありません。

あとパーツの欠損以外にもスプールやハンドル回転不良(所謂ゴリ感)によるジャンク級扱いで格安になってるリールは大抵ベアリングの錆びやグリスの固着等のベアリング不良が原因だったりしますのでベアリング換えるだけで復活出来ることが多いです。極まれにギア不良やレベルワインド周りの偏磨耗、スプールシャフトの歪み、フレームの歪みで駄目なリールもありますが経験上回転不良の大半はベアリング由来の不良が多いのでベアリング交換が出来る人ならジャンク級リールも買ってみる価値ありです。それこそ手持ちリールのベアリングをハイレブベアリングなどに交換して純正が余ってれば追加出費掛からないし。
更に回転不良で格安になってるリールの多くは実はベアリング内のオイルやグリスの固着による回転不良なだけで、ベアリング洗浄して注油し直すだけで回転が復活するリールが多かったりします。当ブログの過去記事を観て頂ければ判るでしょうがわたし自身何度も格安で売ってたジャンク品がベアリングにオイル挿すだけで性能復活し一軍リールになってますからね。


という訳でジャンクリールでも条件付きで使えるリールになります。
ただしこれらは淡水用リールの話。海で使われたリールだと塩害でかなり酷いことになってる場合が多く、結果パーツ代だけで新品1台買えました、となる可能性大なので注意です。









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