いかりや爆氏の毒独日記

最近の世相、政治経済について「あれっ?と思うこと」を庶民の目線から述べていきたい。

ムショに戻りたい男と、ムショ(終の棲家)で亡くなった男の話

2011-05-31 15:41:07 | 日記

いかりや:
5月29日、

刑務所に戻りたい」と言う男、強盗容疑で逮捕というニュース。

大阪府警東淀川署は29日、コンビニで食品を奪ったとして、強盗の疑いで、長野市吉田、無職河村良治容疑者(63)を現行犯逮捕した。

同署によると「26日に刑務所を出所したばかりで、体力、気力がなく、戻りたかった」と供述している。(共同通信)

いまの世の中、60歳過ぎて、雇ってくれるとことろがあるわけもなし、「腹が減っとったんやろうなあ」、体力、気力なく、オッちゃんの気持ちようわかりますがな(苦笑^^)。

「終の棲家はムショがええ」と、ムショがムショうに恋しいと思って泣いてせがんでも・・・コンビニ弁当奪ったくらいでは、果たしてムショ帰りの夢がかなうかどうか?

わてとしては、彼の夢をかなえてやりたいと思う。一番確実な方法は、「レジの金、強奪して・・・」をやれば、ムショ入りできるけんど・・・、

それを勧めるわけにいかんしなあ(笑)。どうすりゃいいのさ、思案橋・・・なーんちゃってバカなことを考えていたら、終の棲家(ムショ)で目的を果たした?人もいるというニュースをみますた^^。

昭和48年と52年に日航機が乗っ取られた「ドバイ事件」と「ダッカ事件」でハイジャック防止法違反罪などで無期懲役が確定した元日本赤軍メンバー丸岡修受刑者(61)が29日午前8時過ぎ、八王子医療刑務所で死亡した。

だが、「丸岡さん、終の棲家で所期の目的達成しておめでとう」つーわけにいかんし・・・

話し変わって、昨日の結婚式は、八芳園で、えらい派手な結婚式ですた。地味婚派のわてとしては複雑な気持ちだす。まーいっか、人それぞれやさかいに。 

Drジョー:
こんにちわ。午後になって雨足が強くなり、外出する気にもなれないでいるうちにこの時間になりました。

>「刑務所に戻りたい」と言う男、強盗容疑で逮捕
>いまの世の中、60歳過ぎて、雇ってくれるとことろがあるわけもなし、「腹が減っとったんやろうなあ」、体力、気力なく、オッちゃんの気持ちようわかりますがな(苦笑^^)。

同情してしまいます^^
懲役やったら仕事もあるし、三食と寝る場所の心配もなし。お金と働き場所のない気の毒な方やったらそんな気にもなるんでせうね。

もっとも、刑務所を体験した知人によれば「本で読んだ明治時代と変わらないんじゃないかと思える酷い待遇なんだよね。告発してやりたいぐらいだよ」と・・・体験者でないと分からないことが沢山あるのでしょう。

>元日本赤軍メンバー、丸岡修受刑者(61)が29日午前8時過ぎ、八王子医療刑務所で死亡した。

知りませんでした。わたしと同年齢、若かったのですね。
以下、誤解を恐れずに、

日本赤軍に関して思い起こせば、同じ国内の赤軍から分派して自滅した「連合赤軍」と全く異なる印象を持っていました。

日本政府を手玉にとったダッカハイジャック事件(人質の命を損なうことなく、捕われていた同志の解放と、多額の身代金を獲得することに成功)など、垢抜けた?反権力闘争に快哉の気持ちを抱いたことを否定できません。

海外に拠点を移した直後、パレスチナに肩入れし過ぎた結果としての無差別テロ(テルアビブ空港乱射事件)は論外と思いますが、反省はあったようです


>昨日の結婚式は、八芳園で、えらい派手な結婚式ですた。地味婚派のわてとしては複雑な気持ちだす。まーいっか、人それぞれやさかいに。

わても、義弟の結婚式がえろう派手(ゴンドラで新郎新婦が相合い傘を差して降りてくるなど)で仰天した覚えがおます^^

地味婚がええですよね。

わての甥の一人なんぞ「入籍を済ませました」の連絡のみ、最近になって「妻が妊娠しました」ですって。オイオイ、地味過ぎるのとちゃう^^

結婚披露宴のフルコース料理もたまには食べてみたいような(笑^^)

いかりや:
5月30日、

日本赤軍・丸岡受刑者が遺書で謝罪、
  
5月29日死亡した元日本赤軍幹部丸岡修受刑者(60)が、刑事裁判で一貫して否定し続けたドバイ事件とダッカ事件への関与を全面的に認めて謝罪する「遺書」を残していたことが、支援関係者への取材で分かった。

今年2月には、元連合赤軍幹部  昭和46~47年にかけて起きた一連の連合赤軍事件にからむ大量リンチ事件で殺人罪などに問われ、死刑が確定している元連合赤軍幹部の永田洋子(ひろこ)死刑囚(65)が、死亡した。

>垢抜けた?反権力闘争に快哉の気持ちを抱いたことを否定できません。

そうですか、ジョーさんみかけによらず、過激に憧れた?
日本赤軍、連合赤軍たちの余りに過激な活動で、世間の恐れと顰蹙を買ってしまった。

この後、学生運動は急速に衰えた。以来、学生運動はあるのかないのか姿をみなくなった。

過ぎたるは及ばざるがごとし、やっぱ「てげてげ(ほどほど)」がえーんとちゃいます?ほどよく学生運動がある社会のほうが健全やと思う。

後期高齢者のくそ爺が、ブログで政治や社会を糾弾せねばならない世の中とは不健全そのもの、いまの学生運動と言えば、就活ばかり・・・あ~あ、嘆かわしいのう!

>結婚披露宴のフルコース料理もたまには食べてみたいような(笑^^)

さすが八芳園のフルコースの料理、堪能しました。昼食抜きで披露宴に臨みましたので一品残さずたいらげました^^。
 
Drジョー:
こんにちわ。
>さすが八芳園のフルコースの料理、堪能しました。昼食抜きで披露宴に臨みましたので一品残さずたいらげました^^。

適度にアルコールも入って、周りの人と歓談しながら美味しい料理を「一品残さず」楽しまれた模様、良かったじゃないですか^^
羨ましか~(笑)。

話はがらりと変わります(当店主は変わり身が早いのです、笑)。

かって当方が日本赤軍にある種のシンパシーを感じた理由を考察してみました。

『日本赤軍前史:それまでの常識を覆して反体制活動の拠点を海外に求めた少数の若者が、パレスチナに移住しました。活動初期にパレスチナ解放グループの影響(恐らく依頼?)を受けて、無差別テロ(テルアビブ空港乱射事件)を引き起こしたことは、大いなる負の歴史と言えましょう。

日本赤軍を呼称して後:非合法活動の訓練を受けた末に、体制側の意表をつく人質作戦を遂行して日仏政府から超法規的措置と称する妥協(逮捕された活動家の解放と活動資金の獲得)を引き出すことに成功、これらの作戦で人命を損なうことはなかった』

「今や昔」の独り言でございました。^^

いかりや:

>適度にアルコールも入って、周りの人と歓談しながら美味しい料理を「一品残さず」楽しまれた模様、良かったじゃないですか^^

はい、今回は美味しいシャンパンだけ飲んで、ビールには見向きもしませんですた^^

>かって当方が日本赤軍にある種のシンパシーを感じた理由を考察してみました。

温厚そのもののジェントルマンが、あの過激派にシンパシーを抱かれたとは、意外ですなあ、人はみかけによらないもんだす。

当時のわては、「あいつら、アホなことばっかし やりおって・・・」とみかけによらず、超温厚派ですた(笑)。

>体制側の意表をつく人質作戦を遂行して日仏政府から超法規的措置・・・、これらの作戦で人命を損なうことはなかった』

バングラデシュのダッカ空港で、「人の命は地球よりも重い」と当時の福田首相に言わしめた超法規により、犯人側の要求をのみ乗客は釈放されました。

Drジョー:
5月31日
こんにちわ。

>温厚そのもののジェントルマンが・・・

そげなこと言われたの初めてでございます。
自己評価すれば「ズボラなおっさん」でしょうか^^
かみさんの評価も多分このとおり(笑)

>あの過激派にシンパシーを

70年代前半、学生運動と反体制大衆運動が衰退してしまい、一種の虚脱感があったころの出来事でした。血を流さず鮮やかな手際で?体制側(政府)を混乱させる様子が気色よろしゅうおました。

社会に出るか出ないかの若僧の頃の話です^^

>当時のわては、「あいつら、アホなことばっかしやりおって・・・」とみかけによらず、超温厚派ですた(笑)

あのような活動が、結果として何らかの改革に結び付いたとは見なせませんので、「アホなことばっかし」は大人として妥当な評価をされていたつーことでございましょう^^

トッペイ:

刑務所に入る人間は凶悪な人間ばかりではなく、社会的に恵まれない人間が圧倒的に多いと思います。だから三食付の刑務所は福祉施設の一面もあると思います。
非正規雇用で朝から晩まで働いても月15万あるかどうかで家賃や光熱費、食費を払えば手元にほとんど残らないでしょう。いつ首になるかわからない立場は精神的に追い込まれます。小泉以降日本は潜在的受刑者を多く生み出したと言えます。

いかりや:
はい、トッペイさんのおっしゃる通りです。
>非正規雇用で朝から晩まで働いても月15万あるかどうかで家賃や光熱費、食費を払えば手元にほとんど残らないでしょう。
これで、妻や子を抱えている家族もいる・・・消費税を上げようと企む菅や与謝野をぶん殴りたくなります。