いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

斜面に住む

2014年11月19日 19時24分29秒 | その他

TXつくば駅を中心とするつくば市中心街は坂がない。

坂が無い街、つくば。

もちろん、筑波山があるのだから坂はあるが、中心街は坂がない。

つくばマラソンはもっとも高低差(11メートル)がないマラソンとして、有名だそうだ。 タイムが出やすいって。

それにしても、おいらは、むしろ、つくばで高低差が11メートルもあるのか!?とびっくりした。

とにかく、平坦。 つくば中心街。

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 それに対して、今度、おいらが引っ越して来た街は、斜面の街。

段々畑ならぬ、段々宅地に家を建ててみんな住んでいる。

江戸時代はもちろん、東京オリンピックこの頃でも、誰も住んでいなかったこの街。

その点は現在のつくば市中心街と同じであるが。

斜面に建てられた家は、しばしば車庫を段差を利用して、つくっている。

↓こういうイメージ; 画像はネットでのひろいもの::

こういう「天然」の車庫を見ると、有蓋掩体壕を連想する。

有蓋掩体壕は、ゆうがいえんたいごう、と読む。

掩体壕とは、こういうものだ::google画像

戦時中は、平地に一生懸命、人力で作っていたのだ。

要点は、飛行場は「平地」につくるものだからである。

筑波山麓=平地、飛行場リスト;

・愚記事 海軍谷田部航空隊

・愚記事 陸軍航空士官学校西筑波分教場、西筑波飛行場

・賢記事 かつてここは「東洋一の航空基地」と称された霞ヶ浦海軍航空基地

(ここから、冬の晴れた日は毎日筑波山が見えたのだ; 関連愚記事: ツクバヤマハレ