いか@ 筑豊境 寓 『看猫録』

Across a Death Valley with my own Distilled Resentment

猛暑のデリーを1時間歩いて出勤。

2004年07月07日 18時49分50秒 | インド
映画のロケ現場みたいだよ、ほんと。


猛暑のデリーを1時間歩いて出勤。それも、リュックと3キロ近いノートパソコンを持って。



疲れたし、実は仕事場の正確な住所もしらず、ただ車からの風景の記憶をたよりに、ひたすら歩いた。でも、歩くとほんとに良い。車窓からはわからなかったものが判ってくる。牛のふん。こんなもの車からじゃわからない。街路樹の1本の木の周りで生活している家族。それにしても、デリーの喧騒は映画のロケセットのようだ。まあ、こういう発想も貧困なのだけど。日本でいえば焼け跡の風景、プラス過剰な活気。とにかくこの世のものとは思えない雰囲気だ。そんななかひたすらあるいた。道では、髭剃り商売のひともいて、ほんとにひげそってもらっているひともいる。上の写真は果物売り。絵としてはきれい。現実はこんなきれいな情景はすくない。もう、すごいんだけど、カメラを向けるわくえにいかない。なので、すごく衝撃的で鮮烈な絵はない。ただ記憶の映像にあるのみ。

すごいぞ、印度。





チキン・マハラジャ・バーガー

2004年07月07日 15時15分21秒 | インド

チキン・マハラジャ・バーガー




グローバル経済の象徴である、ハンバーガーのチェーン店マクドナルド(インドでもアメリカでも マクダーナーズといわねば通じません)がインドにも出来た時はすこし話題になった。牛が神さまのインドでハンバーガーはとんでもないことだからにほかならない。そんなタブーの国になんとしてでも進出を謀ったグローバルすほん資本)マクドナルド!恐るべし!ということで、<>の手先のおいらはグローバル資本に依存して労働力の再生産をおこなうのでした。なんちって。

インドに行く前から、インドのマクドナルドはのぞいてみようと思っていた。雰囲気は日本のとそうかわらない。まあ、あたりまえか、世界標準のグローバル資本なのだから。で、マクドナルドが牛肉のバーガーにかえて出しているのがとりのひき肉でつくった<>。ちなみに北米人は牛肉のものだけハンバーガーという。それで、チキン・マハラジャ・バーガー。味はちょっとだけカレー風味、スパイシー風味だが、全くくせはない。おいらはおいしくいただいだ。59ルピー。日本円にして150円ほど。