外様公民館の秋の恒例行事の一つ、「ふれあいバスハイク」が、地元小学校の振替休日となる11月11日(月)に開催されました。
今年は山梨県富士山のふもとにある湧水で世界遺産となっている「忍野八海散策」と、山梨県のお土産で有名な「桔梗屋信玄餅工場の見学」という2本立てで行いました。
下は小学2年生から上は80歳を超える大先輩までの総勢17名で、朝7時バスに乗り出発しました。
参加者全員、山は見慣れているのに、裾野が美しく広がりうっすらと雪化粧した富士山が車窓から見えた瞬間、思わず拍手がおこったり、休憩した公園の紅く染まるモミジの写真を撮ったりと、道中も楽しみました。

河口湖畔のモミジ
忍野八海は富士山に降った雪が地中から20年かけて湧き出るいくつもの泉のことで地区内に有名なもので8つあり、青く清らかな水がこんこんと湧いていました。

もちろん冷たく、飲めます

観光客でにぎわっていました

水深8メートル!底まで見える、青く透明な水でした。
滞在時間中に8つの池をすべて回った強者の参加者もいました。
次の桔梗屋信玄餅の工場見学では、機械と人の手による流れ作業で、あっという間に箱詰めにされた信玄餅ができていました。

黒みつのボトルがいっぱい

手作業で1つ1つ、包みます。ものすごく速い!!
自分で信玄餅の包装ができる体験コーナーでは、1辺20センチほどのナイロン風呂敷で1人分の信玄餅を包みます。
指でおさえ本結びし、爪楊枝をさします。それを4つ箱に詰めできあがり!

「さっき見たおばちゃんたちみたいに、速くできないよ~」
子どもたちもうれしそうに自分で包装した信玄餅をお土産にしていました。
帰り道の高速道路では雨模様になりましたが、バスの網棚には大小様々なお土産の袋が並び、無事に活性化センターに戻ってくることができました。
晩秋の一日、大満足のバスハイクとなりました。
さて、来年はどこに行きましょう?