取ってはいないので、喫茶店でその新聞を読みました。
ビートルズが引用に使われるとはね。
きょうは、文化の日だから、このテーマもわるくないかな。
タックスマン (Taxman) は、1966年の『リボルバー』に収録されたジョージ・ハリスン作の曲。
ジョージ作の公式発表曲では唯一、アルバムのオープニングを飾ったナンバーである。
ジョージの作品ではあるがジョン・レノンが曲作りに手助けをしている。ジョンは「ジョージの歌の
うちじゃ傑作に入る『タックス・マン[』を作ってた時に、ジョージはぼくに、電話で、
助けてくれって頼んできた。いくつかパンチの効いたことを考えてやった。」と語っている。
記事は、中小企業経営者の税金負担あたりがテーマになっている。
タックスマンの引用がいまいちはっきりしないのだが、
わたくしには、タックスマン・ジョージ・ハリスン・ビートルズ・
リボルバー、と発展してしまった。
そう、当時わたくしは“ジョージ・ハリスン”のファンだったんですね。
ジョン・レノンは別格だったけれど、その次はポールでも、リンゴでもなく、
“ハリスン”だったんです。
しかし当時、そんなに大きな声で言うようなムードは少々乏しかった。
1964年に爆発したビートルズの、1965年、1966年の3年目のアルバム『リボルバー』に
収録されていましたが、「イエロー・サブマリン / エリナー・リグビー」は 9月5日に
シングルで発売されても、『タックスマン』はされていません。
ま、そんなところだったのかな。
ジョージによると「『タックスマン』は、お金を稼げるようになったものの、実際はそのほとんどを
税金に取られてしまうということに初めて気づいて書いた曲。」としている。
リヴァプール出身の彼らの金銭感覚とは、なんていうつもりはありませんね。
その揶揄であり、社会的に出していくその感覚ですよね。
「なにに使うかなどとお尋ねにならないことです(ハハ ウイルソンさん)
これ以上 税金額を増やしたくないならね(ハハ ヒースさん)
私は税金取り そう 税務署の役人なんですよ
死にゆく方々にご忠告いたしますが(税金取り)
まぶたにのせたコインも申告もれなきように(税金取り)
私は税金取り そう 税務署の役人なんですよ
結局みなさん方は私のために働いていらっしゃるわけですな(税金取り)」
歌詞の日本語訳です。
このあとハリソンは、ビートルズのでも特にインド音楽(思想も)に傾斜して
いきます。
それはそれですけども。
作詞したころのハリソンは、このぐらいだったのでしょうか。