【勉強会=秘密会議】 核燃サイクルを巡る秘密会議のうち毎日新聞が詳細を把握したのは20回。計約45時間に及び、「表」の会議である内閣府原子力委員会・小委員会の審議時間(約40時間)を上回った。すべて東京・霞が関の中央合同庁舎4号館で開かれ、延べ586人(1回平均29.3人)が参加し、2月16日が42人で最多だった。 【記事:核燃サイクル秘密会議】 |
内閣府原子力委員会が核燃料サイクルの推進側だけを集めて非公開の「勉強会」を開き、サイクルの今後のあり方を検討していた同委・小委員会の報告書原案への意見を聞いていたことがわかった。
核燃サイクル政策について秘密会議で協議し,報告書は、結論部分に当たる「総合評価」が書き換えられた。
近藤委員長が「表に出た瞬間に勉強会をやめる」と発言したと記載され、存在が露見すればすぐ解散する方針だった。
「核燃料サイクル政策の今後のあり方を検討している、内閣府の原子力委員会の小委員会というところが、使用済み核燃料の処理方法を議論する中で、全量再処理など3つの選択肢を作ったんですけれども。それが電力会社など核燃料サイクルの推進側に有利になるように選択肢の案の総合評価を書き換えていた事がわかったということなんですね・・・」
▼「秘密会議:「新大綱」議案も配布 原子力委は虚偽説明」(New)
▼「核燃料サイクル勉強会 推進側だけに原案・もんじゅ廃炉4つの選択肢」
▼「4号機プール未使用燃料2体 試験的に搬出」
・・・これまで福島の事故で、大気中に放出してしまったセシウム137の量は、日本政府の報告によると広島原爆168発分だと、いうのですが,4号機の使用済燃料プールの中には5000発分まだあるのです。
▼「再稼働を巡り、小出裕章氏 推進派・澤田哲生氏との討論」