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干支の龍

2024年01月24日 | 雑感
干支に、架空のりゅうが選ばれた理由りゅうは 

「龍という文字に鰐(ワニ)の意味もあったので、龍ではなくワニを指していた」とする説がある。
十二支は中国で考えらたもので、龍は麒麟、鳳凰、霊亀とならぶ霊獣の一つで、四種の中で最も力がある動物とされている。
また、皇帝は龍の生まれ代わりで、重要な動物として代々あがめられてきた。

そんな「龍」は、身近な所にもひそむ。タイトルは、ことしの江の島・片瀬海岸に創られた砂像。(カミさん撮影)
江の島に、五頭龍の伝説がある。

『昔、海にすむ五頭を持つ邪悪な龍が、島に現れた天女に恋をし、改心の末に結ばれたという島の伝説(天女と五頭龍)があり、ここで鐘を鳴らした二人は決して別れないと言われている』ことから、鍵をかけ鐘をつくと恋が成就すると人気がある。  右が「龍恋の鐘リュウレン  
この丘の下には「岩屋の洞窟」があり、洞窟中に龍が住んでいたという伝承があることから、その上にあたるこの丘を「龍野ヶ岡」と言うようになった。
 

浅草寺ソコかしこに龍

浅草寺も「龍」に縁がある。何故かというと、この寺の山号は金龍山。
飛鳥時代の628年、隅田川から聖観音が現われたとき守護神 龍神が金鱗を輝かせ出現したとの由来が「浅草寺縁起」に記されている。
ソコで、雷門の大提灯の底に「龍」の彫り物をしている。真上のとおり。

その奥の宝蔵門の提燈の底にも龍がいる。もちろん、本堂と二天門の提燈の底にもいて、四提燈すべての底にいる。
最近の二天門には提燈が下げられていないかも。本堂の提燈を「志ん橋」といい、宝蔵寺が「小舟町」。雷門と二天門は、その名が記されている。

手や口を洗いきよめる手水舎てみずやにも龍がいる。
沙竭羅龍王しゃらりゅうおう像に龍が巻きついて、天井の龍とにらみ合いしている。

     春と秋には「金龍の舞」が奉納される。

         

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6 コメント

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龍の像 (ウォーク更家)
2024-01-24 07:48:33
江の島・片瀬海岸に創られた「龍」の砂像、見事な出来栄えです。

雷門の大提灯の底にこんな立派な「龍」の彫り物がありましたっけ?、気が付かなかったのかな~?・・・
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龍の砂像 (らいちゃん)
2024-01-24 09:45:49
架空の動物とは言え、動物の中で最強の力を持つとされている龍。
その力にあやかろうとするのか、龍の彫り物はあちらこちらで見かけますね。
彫り物は勿論素晴らしいのですが、片瀬海岸の砂像は見事な出来栄えですね。
いずれ波や風で消えるのでしょうが勿体ない気がします。

>そもそも政治家の不祥事は、辰年に起きています。
辰年は政治家の不祥事が明るみになる年なのですね。
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(ウォーク更家) さん へ (iina)
2024-01-24 11:42:47
三軒茶屋は、田園都市線をよく利用するのですが、通過駅なので降りたことがありません。

その昔に、三軒の茶屋があったのでしょうね❔

今日は、多摩川から離れての都会でした。

> 雷門の大提灯の底にこんな立派な「龍」の彫り物がありましたっけ?
浅草に通勤してましたから、雷門大提灯の底に龍が潜んでいることを知りました。
本堂と宝蔵門に二天門の大提燈の底にも彫らています。こんどご確認ください。
ただ、二天門の方は取り外されたかもしれません。

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らいちゃん へ (iina)
2024-01-24 11:58:01
「海千山千」は、一見 めでたそうな言葉ですが、世知辛い世の中の裏も表も知っていて老獪な人などを指すのでした。

海彦と山彦なら神話ですが、「海千山千」の方はいただけません。


> 片瀬海岸の砂像は見事な出来栄えですね。いずれ波や風で消えるのでしょうが勿体ない気がします。
干支の砂像は立派ですが、もったいないことにやがて消えていきます。

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Unknown (ムツゴロウ)
2024-01-24 14:07:09
雷門の提灯の底に龍がいたなんて知らなかったです。
ソコまで見ないですよ。

江ノ島にも龍の伝説があったんですね~~~。
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(ムツゴロウ) さん へ (iina)
2024-01-25 10:42:32
雷門の提灯の底までは、気がまわりません。
ぐうぜん見つけるか、教えられて龍の彫り物に気がつくのだとおもいます。

江ノ島にも龍の伝説がつたわっていました。

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