さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ジョージタウン その8

2017年09月07日 | 海外旅行
ビルマ寺見学の後は、通りを挟んで向かい合う寝釈迦仏寺院を見学しました。本堂や仏塔は、1900年に建てられました。この寺院は、タイと中国の様式が混じっています。



入ってすぐの左手にある塔。



タイの寺院で見られる屋根飾りの「チョー・ファー 」も設けられています。



本堂の前に置かれているのは、手前が聖鳥キンナラ、奥がヤック。どちらもタイの寺院で置かれているものです。



ヤック像。



聖鳥キンナラ。



左端には、ナーガが置かれていました。



ところが右端に置かれているのは、中国風の龍。



本堂内には、涅槃仏が飾られています。目が開いているので、最後の説法をしている姿を顕しています。



この涅槃仏は、1958年に造られました。



足の裏には描かれている文様は、宇宙観を示すといいます。これはちょっと簡単過ぎますが。



涅槃仏の前に置かれた仏像には、信者によって金箔が張られていました。





金網を良く見ると、仏像の形になっていました。



涅槃物の裏手には、仏像が並べられていましたが、壁に置かれているのは壺に収められた遺骨でした。観光客の目にさらされる場所に遺骨を置いておくのはどうなのだろうという気がしてしまいます。



堂内には、中国風の観音像も置かれていました。これらの観音様は、上座仏教のタイでは出番はないのですが。



これは護法神の韋駄天像。わざわざこの神が祀られているのは、韋駄天はヒンドゥー教の神スカンダに由来し、マレーシアのヒンドゥー教ではスカンダ信仰が厚いことと関係しているのでしょうか。



観光客用のお土産売り場かと思ったら、お寺に袈裟や食べ物を寄付するためのものでした。



境内の奥には、仏塔も設けられていました。



これは、四面を持ち、それぞれ御利益のある神様。

この寺院は、金ぴかで見た目も美しいですが、タイの様式とは少し異なっているところがあり、それが面白さになっていました。
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