さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ワルシャワ その2

2017年02月21日 | 海外旅行
シフィエントヤンスカ通りを抜けると旧市街広場に出ました。



広場の入口に昔の写真が展示されていました。



ワルシャワの街は、第二次世界大戦終了間近に、ナチス・ドイツ占領下のポーランドの首都ワルシャワで起こった武装蜂起であるワルシャワ蜂起の舞台になり、ナチスの報復もあって完全に破壊されました。戦後、以前と全く同じ姿に復元され、現在ではワルシャワ歴史地区として、世界遺産に認定されています。

1980年にワルシャワ歴史地区が世界遺産に登録された際には、戦争で破壊されてしまった街並みが相応しいか議論がありましたが、以前と全く同じ姿に復元したことに価値を見出して通ったといいます。



昔の旧市街広場の写真。



昔と全く同じ姿に復元されていることが判ります。



旧市街広場の中央には、人魚像が置かれています。



この人魚については、以下の伝説が残されています。

ワルシャワが漁村であった昔のこと。金髪の美しい人魚が、川を遡ってきて、ワルシャの岸辺に住み着きました。この人魚はいたずら好きで、漁師達を困らせては喜んでいました。怒った
漁師は、人魚をつかまえようとしましたが、人魚はヴィスワ川にまつわる歌を歌い始めました。その歌声に感動した漁師は態度を変えて、人魚をそのままにしておくことにしました。しかし、強欲な商人が売り飛ばそうとして、人魚を捕まえてしまいました。人魚の泣き声を聞きつけた漁師達は、人魚を解放し、悪い商人をこらしめました。人魚は大いに喜び、感謝の印として漁師たちの町を見張り続けることを約束しました。そして今日まで、剣と楯で武装したワルシャワの人魚の像は、町とその住民を守りつづけています。



広場を取り巻く建物の多くはレストランになっており、戸外席が並んでいます。



建物は、美しい飾り付けが施されていました。







店先に飾られた鉄製の飾りも面白く、自由時間の時に見て回りました。



トカゲでしょうか。



薬屋の印。



居酒屋の印でしょうか。





ドラゴンのようです。



屋根にも飾りが置かれていました。



観光の中心地のため、土産物屋も店を開いていました。

旧市街広場には、夜景見物のため、再度やってくることにしました。
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