さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ブダペスト その9

2011年10月06日 | 海外旅行
夕食は、ゲッレールトの丘にあるレストランでとることになりました。

ゲッレールトの丘には、ツィタテッラ(要塞)があり、ハプスブルグ家がハンガリの独立運動を鎮圧したあと、ブダペストを監視するために造られました。



バスを下りると、眼下にドナウ川やブダペスト市街地の眺めが広がりました。



要塞内に設けられたレストランへと入ります。



ローソクの光の元での食事です。



ロマの楽団(遺残はジプシーと呼ばれていましたが、これには差別用語の面があるため、最近ではロマと言い換えられることが多くなっていますが)の演奏が行われました。

ヴァイオリン、ツィンパロン、クラリネット、コントラバスでの演奏です。ジプシー音楽として最も知られているのは、サラサーテ作曲の「ツィゴイネルワイゼン」でしょう。いくつかのロマの音楽を組み合わせて作曲しています。

哀愁に満ちた曲が、食事のムードを高めていきます。

残念なのは、同じ部屋に中国の団体が入ってくると、騒がしくなったことです。サービスで中国の音楽を演奏すると反応するものの、その他の音楽は機器もせずに声高におしゃべりのし続け。



まずは野菜スープ。



そしてビール。ハンガリー製のSoproniです。



各自とりわけのピクルス類



パプリカチキン。付け合せにノケドリ。ノケドリは、パスタと訳されることもありますが、小麦粉に卵と水を混ぜて作られるすいとんのようなものです。ノケドリは全部は食べきれませんでした。



デザートには、パラチンタ。クレープの皮にショコレートと生クリームがたっぷりとかかっています。



食事を終えて外に出ると、美しい夜景が広がっていました。



王宮とマーチャーシュ教会



ドナウ川にかかるくさり橋。奥に国会議事堂が見えています。

もっと見ていたい眺めでしたが、ガイドさんに、次に遊覧船がありますと急がされました。
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