
ルクソール・アスワン間のナイルクルーズでは、エスナのホルス神殿とコム・オンボ神殿を見学します。
コム・オンボ神殿は川岸にあり、クルーズ船での見学に適しています。

下船し、土産物屋が並ぶ川岸の道を神殿に向かいます。

コム・オンボ神殿は、プトレマイオス時代に建てられ、ローマ時代のアウグストュス統治時に完成しました。ホルス神とワニの神であるソベク神に捧げられているため、前庭から至聖堂に続く通路も二本設けられています。

神殿正面上部。

庇の下には、彩色も残っています。

壁面には、一面にレリーフが施されています。

塔門前の広場の脇には、柱が並んでいます。

ワニの姿をしたセベク神。

壁の一部には、彩色された王の名前を書いたカトルーシュも見られます。

列柱室に進みます。

神殿が造られたのがカルナック神殿よりも新しいためか、列柱室の天井も所々で残されています。

王に祝福を与えるホルス神とセベク神が描かれているようです。


このレリーフもホルス神とトト神が王に生命の水をかけています。

このレリーフでは、左の二人の女性に注目です。

女性像の脇に書かれたカトルーシュには、クレオパトラと書かれています。自分では読めないけど。

王はプトレマイオス8世と書かれているようなので、クレオパトラ2世とクレオパトラ3世のようです。プトレマイオス8世は、プトレマイオス6世が戦死すると、前王の妻であったクレオパトラ2世と結婚し、さらにその娘のクレオパトラ3世をも娶ったため、二人の女性の間で宮廷内の権力争いが起こってしまいました。どろどろとした関係は面白いのですが、あまり知られていませんね。
なお、クレオパトラとは、古代ギリシャおよび古代エジプトプトレマイオス朝の女性王族の名前です。絶世の美女として知られているのは、「クレオパトラ7世」になります。


ホルス神とハトホル神。

列柱室の奥に進むと、一年を現すカレンダーのレリーフがあり、人だかりがしています。

世界最古のカレンダーです。

牝ライオンの頭と女性の体を持つセクメト神。

残っている天井画。

至聖堂。

至聖堂の奥の回廊に進むと、観光客が集まっていました。

ここのレリーフには、出産(左)と手術器具(中央)が描かれています。




神殿の外に出ると、ナイロメーターがあります。

ナイロメーターは、洪水を予想するため、ナイル川の水位を測定して記録するためのものです。

神殿の側方からの眺めを楽しみながら船に戻ることになりました。
コム・オンボ神殿は川岸にあり、クルーズ船での見学に適しています。

下船し、土産物屋が並ぶ川岸の道を神殿に向かいます。

コム・オンボ神殿は、プトレマイオス時代に建てられ、ローマ時代のアウグストュス統治時に完成しました。ホルス神とワニの神であるソベク神に捧げられているため、前庭から至聖堂に続く通路も二本設けられています。

神殿正面上部。

庇の下には、彩色も残っています。

壁面には、一面にレリーフが施されています。

塔門前の広場の脇には、柱が並んでいます。

ワニの姿をしたセベク神。

壁の一部には、彩色された王の名前を書いたカトルーシュも見られます。

列柱室に進みます。

神殿が造られたのがカルナック神殿よりも新しいためか、列柱室の天井も所々で残されています。

王に祝福を与えるホルス神とセベク神が描かれているようです。


このレリーフもホルス神とトト神が王に生命の水をかけています。

このレリーフでは、左の二人の女性に注目です。

女性像の脇に書かれたカトルーシュには、クレオパトラと書かれています。自分では読めないけど。

王はプトレマイオス8世と書かれているようなので、クレオパトラ2世とクレオパトラ3世のようです。プトレマイオス8世は、プトレマイオス6世が戦死すると、前王の妻であったクレオパトラ2世と結婚し、さらにその娘のクレオパトラ3世をも娶ったため、二人の女性の間で宮廷内の権力争いが起こってしまいました。どろどろとした関係は面白いのですが、あまり知られていませんね。
なお、クレオパトラとは、古代ギリシャおよび古代エジプトプトレマイオス朝の女性王族の名前です。絶世の美女として知られているのは、「クレオパトラ7世」になります。


ホルス神とハトホル神。

列柱室の奥に進むと、一年を現すカレンダーのレリーフがあり、人だかりがしています。

世界最古のカレンダーです。

牝ライオンの頭と女性の体を持つセクメト神。

残っている天井画。

至聖堂。

至聖堂の奥の回廊に進むと、観光客が集まっていました。

ここのレリーフには、出産(左)と手術器具(中央)が描かれています。




神殿の外に出ると、ナイロメーターがあります。

ナイロメーターは、洪水を予想するため、ナイル川の水位を測定して記録するためのものです。

神殿の側方からの眺めを楽しみながら船に戻ることになりました。