さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 成田からチュニジア

2018年07月18日 | 海外旅行
グアテマラ・ホンジュラス旅行に続いては、方向を変えてチュニジアに出かけました。

チュニスにおけるテロ以来ツアーも少なくなっていますが、内容の充実している以下のツアーを選びました。一部自由行動も混じっています。

「チュニジア周遊 9日間」(西遊旅行社)
2018年
第一日目 4月12日(木)
 成田発 22:20(QR0807)

第二日目 4月13日(金)
 ドーハ着 04:00
 ドーハ発 07:40(QR1399)チュニス着 12:15
 チュニス観光(バルドー博物館)、夜のカイラワーン・メディナ散策
 (カイラワーン ラ・カスパ泊)

第三日目 4月14日(土)
 カイラワーン観光(朝のカイラワーン・メディナ散策、アグレブ朝の貯水池、グランドモスク、シディ・サハブ霊廟)、スフェチュラ遺跡
 (トズール パームビーチパレス泊)

第四日目 4月15日(日)
 ネフタ観光、スターウォーズロケ地・ショット・エル・ジェリド、トズール旧市街散策、ジェリド湖、クサールギレン(サハラ砂漠でのラクダ乗り、夕日見学)
 (クサールギレン ヤディス・クサールギレン)

第五日目 4月16日(月)
 サハラ砂漠の日の出、マトマタ(ベルベル人の洞窟住居、スター・ウォーズロケ地・オテル・シディ・ドリス)、エル・ジェムの円形闘技場、スース市内観光(メディナ)
 (スース ディアル・エル・アナダルース泊)

第六日目 4月17日(火)
 スース市内観光(リバト、グランドモスク)、シディ・ブ・サイド観光、カルタゴのローマ遺跡(ビュルサの丘、トフェのポエニ人の墓、古代カルタゴの港、アントニヌスの共同浴場)
(チュニス アフリカエルムラディ泊)

第七日目 4月18日(水)
 ドゥッガ遺跡、ブッラレージア遺跡、チュニス観光(メディナ)
(チュニス アフリカエルムラディ泊)

第八日目 4月19日(木)
 チュニス・メディナ自由散策
 チュニス 16:00(QR1400)ドーハ着 23:50

第九日目 4月20日(金)
 ドーハ発 02:20(QR0806)成田着 18:40

利用航空会社は、カタール航空でした。カタール航空は、2016年6月の コーカサス3ヵ国旅行に続く二回目になります。



カタール航空のドーハ行きは、成田空港の最終便になります。そのためか、先回に続いて、出発が20分繰り上がっていました。空港の方で、早いとこ後片付けをしたいのでしょうね。

先回はがら空きだったのですが、今回はほぼ満席でした。

2017年6月に、テロ支援を理由にサウジアラビア、UAE、バーレーン、エジプトは、カタールとの国交を断絶するとともに、カタール航空の自国内通過を認めない処置を講じました。これによって、カタールを中心とする航路は大幅に制限され、大回りをして時間を要するようになりました。

それでも、カタール航空が賑わっているのは、航空運賃がかなり安くなっているためだろと思います。ドーハに到着して、空港内で再集合している団体を見ると、「ブルガリア・ルーマニア」、「南イタリア」、なぜか「オランダ・ベルギー」といったものが見られました。かつては、ヨーロッパへは、金は無いが時間はあるといった学生らが利用する南周りルートといったものがありましたが、現在では中東の航空会社が格安ツアーの南周りルートをになっています。



アメニティー・グッズ。



搭乗ゲートから離れると、コーランが流れて、イスラム圏の飛行機に乗っていることが実感できます。



また、ルート表示途中のコンパスでは、メッカの方向を示す表示も出てきました。



第一回目の食事。チキンの照り焼きで、美味しくいただきました。

先回のカタール航空の搭乗では、ビールを頼んだところ、カップに注いで渡されて、缶は渡されなかったという不思議な体験をしました。行きはコップ一杯でごまかされ、帰りは二杯渡されました。今回はと待ち構えていると、普通に缶ごと渡されました。先回は、ラマダン期間中と関係していたのでしょうか。



食後は睡眠体制に入るところですが、ビデオに「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」があったので見ました。この映画は、評判が悪かったのでレンタル・ビデオで充分だろうと思って見ていませんでした。今回のチュニジア旅行では、スター・ウォーズのロケ地訪問というのも楽しみのひとつだったので、旅の初めに見るのに相応しいと思ったのですが。映画の内容は、評判通りに、クソでした。



行きは、北京から西域を横断して西に進みました。



二回目の食事。パンケーキを選びました。



ドーハ・ハマド国際空港は巨大で、乗り継ぎ便の出発ゲートへの移動に時間がかかります。

空港名物のテディベアが置かれている中央広場は、行きの移動の際には通りませんでした。代わりに出迎えてくれたのが、この像。ゾンビ風です。



中央広場周辺以外でも免税店はありましたが、往路とあって購買意欲は無し。復路は、航空機の遅延もあって買い物の時間は無く、この空港での買い物をしたことがありません。



ドーハからチュニスへ。



ようやく明るくなって、カタール航空のシンボルマークのアラビアオリックスも良く見えるようになってきました。



ドーハからチュニスの機内はがらすきだったので、窓際の席に移動しました。



離陸してほどなく一回目の食事。



ドーハからどのようなルートをとるのか興味がありました。

ペルシャ湾からイランを北上し、トルコを西に進むルートをとりました。サウジアラビアが横断できれば直線的で近いのですが。



眼下に雪山の眺めが広がって目を離せなくなりました。



イランの南西部から始まり、イラク、トルコそれぞれの国境線となるザクロス山脈のようです。







二回目の食事。揚げパンの中に挽肉が入っていました。



トルコを通過した後は、地中海を西に進みました。



チュニスへの着陸態勢に入りました。ボン岬半島を通過するところのようです。



チュニス湾を越していよいよ着陸です。





成田からドーハまでは11時間40分、ドーハからチュニスまでは6時間35分の長旅でしたが、無事にチュニス・カルタゴ国際空港に到着しました。

長時間のフライトで疲れも出ていましたが、さっそくチュニジア観光の目玉であるバルドー博物館を見学することになりました。





帰国は問題なく済みましたので、合わせて載せておきます。



チュニス・カルタゴ国際空港の売店。イスラム教の国ですが、ワインをはじめとするアルコール類が充実していました。



夕刻にチュニジアを出発してドーハへ。





夕食相当の機内食。



往路を辿ったのと同じルートでドーハに戻りました。



おやつにポテトチップが配られました。



1時間遅れでドーハに到着。



今度はテディベアの置かれている中央広場を通過しました。



出発ゲートに到着した時は、搭乗時間が迫っていたため、ドーハでの買い物はできませんでした。



第一回目の食事。



復路は、インド北部を横断する南よりのルートをとりました。



二回目の食事。



おやつのポテトチップとチョコ。

カタール航空は、現在のところ航路制限で遠回りになる可能性があるものの、食事などのサービスは、そう悪くないという印象でした。
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