さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 チュニス その6

2018年11月07日 | 海外旅行
中央市場を出てメディナに向かいました。入口のバーブ・ブハル(フランス門)に到着。



入口のビクトワール広場からは幾つかの通りが始まっています。

まずは、カスバ通りへ。土産物屋が並んでいました。



土産物屋は店開きの準備中であったので、広場に引き返しました。



南のRoe Sidi Bou Mendjiに進んでみました。



この通りは、地元民向けの雑貨や靴などの生活用品が売られていました。



広場に戻ってジャマー・ジトゥーナ通りへ進みました。



一昨日の夕食の際に歩いた道ですが、今回は一人なのでじっくりと見ながら歩くことができました。



グランド・モスク(ジャマー・ジトゥーナ)の前に出ました。残念ながら閉鎖中でした。



一昨日のコースを改めて歩いていきました。



帽子屋。

ここで、ガイドブックにも出ている「パノラマが良く見られる場所に案内する」というおじさんに出会いました。店の客引きかもしれないけど、危険性はなさそうなのでついていくことにしました。



案内されたのは、「Cafe Panorama」。小路の奥で、判り難い場所でした。



カフェになっている建物の屋上テラスに出ると、グランド・モスク(ジャマー・ジトゥーナ)を眺めることができました。

グランド・モスク(ジャマー・ジトゥーナ)は、「オリーブの木のモスク」という別名を持っており、チュニジアではカイラワンのものに次いで二番目に古いモスクです。698年に建設が始まり、9世紀のアグラブ朝になって完成しました。中央のホールに使われている柱のほとんどはカルタゴ遺跡からの流用だといいます。その後、ドーム、ミナレット、回廊に改修工事が加えられて現在の形になっています。



モスクの眺めに満足して、案内人にチップを渡しました。最初はいらないというそぶりをしていたので、最後に店に連れ込むつもりだったのかどうか。カフェの店員にも、俺が案内しているからというそぶりで、注文はしないですみました。



周囲の家の屋上にもテラスが設けられていました。



屋上テラスはタイルで飾られていました。





建物自体も一見の価値がありました。



有名人も訪れているという写真のようです。



続けて、モスクの周辺にあるマドラサをのぞきました。17~18世紀に開かれたコーランを学ぶ神学校です。





もう一軒のマドラサ。同じような造りでした。

これで、案内人とはサンキューといって別れました。今回の案内は無事に済みましたが、このような行動は、危険な目に会う危険性も頭にいれておく必要があるでしょう。



ジャマー・ジトゥーナ通りに戻りました。カイラワンでもみかけたマクロウドの店があったので、土産に買いました。



デイツのあんの入った揚げ菓子です。美味しいので、帰国日に買えるならお勧めです。



人のいない脇道も風情がありました。



メディナの一人歩きも満足してホテルに戻りました。



ホテルをチェックアウトして、昼食のために近郊のラ・グレットのレストランに向かいました。



ラ・グレットは、ヨーロッパとのフェリーも発着する国際港です。魚料理のレストランが幾つもあり、観光バスも停まっていました。



ラ・グレットは、7世紀末のアラブ人によって港が開かれて、その後地中海の戦略重要地になりました。スペインのカルロス1世がが巨大な要塞を築き、16世紀には街全体が城壁で囲まれましたが、現在はシテイゲートが残されているだけです。

これでチュニジアの見学は終わりになり、空港に向かいました。

チュンジアの空港での離陸がコックピット内の空調の不調によって1時間半遅れましたが、その後急いだとみえて、ドーハには1時間遅れで到着。ドーハの空港での乗り換えも、買い物時間は無くなったものの間に合い、無事に日本に戻ることができました。
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