さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 バガン その1

2012年12月26日 | 海外旅行
せっかく到着したヤンゴンですが、観光は後回しにして、バガンへ移動します。モーニングコールは、4時。日本時間なら6時半と換算してがんばるしかありません。

ツーリストのミャンマー国内移動は、飛行機が主な手段になります。私たちのツアーは、ヤンゴン航空を利用しましたが、他にも幾つかの航空会社が同じ路線で運行していました。

最初は空いていた待ち合い室でしたが、出発便が集中しているため、混み合ってきました。



待っている間に、ホテルで用意してくれた朝食ボックスを食べました。ゆで卵には塩がついていなかったので、次回からは、機内食についている塩をとっておくのが良いでしょう。



出発が遅れてようやく搭乗になりました。ゲートに搭乗案内の電光掲示板のようなものは無く、スタッフが掲示板を上げて叫ぶので、注意が必要です。間違った便に乗らないように、乗客には、胸に張る色違いのシールが渡されます。

乗る予定は、ヤンゴンからニャウンウーへの直行便だったのですが、いつの間にか、マンダレー経由に変わっていました。ミャンマーの国内便では、客が少ないと二つの便を組み合わせてしまって、経由便に変更してしまうのが通常に行われるようです。この後の便でも、時間前に出発したりで、日本運航管理体制の感覚からは外れています。

自由席のために、窓際をとるため、早めに乗り込みました。



ヤンゴン航空のマークは、羽が生えた象。デイズニーのダンボは、耳が広がって飛ぶので少し違っていますね。



短いフライトですが、機内食が出ました。朝で食欲もないので、これだけでも良かったのですがね。



北に向かう途中、東方向には山岳地帯が広がっていました。



飛行機がバガンに寄り道したものの、幸い、わずかな遅れだけでバガンの玄関口であるニャウンウー空港に到着しました。



まずは、バガンの北にあるニャウンウー村に向かい、ニャウンウー市場を見学しました。

バイク、自転車、馬車、牛車が一般人の移動手段になっています。



電気状況が悪いため、冷蔵庫が普及しておらず、食料も毎日のように仕入れる必要があるようで、市場は賑わっています。



何種類ものコメが並んでいました。インディカ米の他にもジョポニカ米もあるようです。





手前の黒いのは、黒もち米。



卵は、鶏の他にアヒルやウズラも。



鯉に似た魚や小エビを売っていました。バガンは、エーヤワディー川に面しています。

ところで、売り手の女性の頬に塗られているものは、タナカと呼ばれる日焼け防止のための化粧法です。



ミカン科のタナカの木の樹皮をすりおろして使います。



野菜部門。



青菜が多いですね。







前日食べたヒョウタンも並んでいました。



ミャンマーの民族衣装であるロンヂー屋。



布を筒状に塗っていました。



足踏みミシンが現役で使われていました。見ると、足踏み部分は、日本のシンガー社のものでしたが、上の本体は中国製でした。



竹編み製品が一般に使われているようです。



葉巻煙草かな。



キンマと呼ばれる噛む嗜好品の店。

キンマは、ビンロウの実を石灰やスパイスと一緒に葉でくるんで噛みます。



漢方薬の店。



ポテットチップのようなスナック。



麺の露店



観光客向けの土産物店。

到着したばかりなので、この市場ではなにも買いませんでした。
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