春分の日は、雨模様の日になりましたが、小降りなので山に登りました。
めざしたのは、小出のトヤの頭。条件が良ければその奥の駒の頭へと思っていました。
民家の間を抜けた干溝林道の入口で除雪は終わっています。ガスがかかって、周囲の展望は閉ざされていました。
干溝林道を登って、山頂に迫ったところで尾根に取り付くという作戦を考えました。
雪解けが予想以上に進んでおり、林道の通行にも不安が出る状態でした。デブリが林道を覆っているところもありました。二度通るつもりはなく、下山は東音木沢左岸尾根を使ってショートカットすることにしました。
ヘアピンカーブを描いて谷間から高度を上げると、斜面の状態も良くなりました。
雪崩の音が、何度もこだましていました。
東音木沢が再び近づくと、鳴倉山の山頂も見えていました。すっかり雪が無くなっていました。
谷間に動くものが見え、注意して見ると、岩の上に上がって動かなくなりました。カモシカが三頭並んでいました。こちらは写真を撮り、カモシカは人間ウォッチングを行っているようです。
林道から分かれて杉林に進むと、山頂に続く雪稜になります。山頂が近づいたところで、崩壊の可能性のある細尾根が現れました。ブロックごと右手に落ちそうなため、左の一段下をトラバースすることになりました。スノーシューでステップを切るために蹴りをいれるのも、振動で雪庇が落ちそうで、そろそろと進みました。ピッケルとアイゼンを持ってくるべきでした。
トヤの頭は、東西の二つのピークに分かれていますが、西ピークに立って、標高点の記されている東ピークを見ると、山頂直下の雪が大きく割れて落ちているのが見えました。ヤブコギで近づいても雪に上がるのも怖いので、先に進むのは諦めました。前回は、2月でした。細尾根でしたが、問題なく進むことができたのですがね。
トヤの頭は展望ピークなので、雨空ながら、まずまずの展望が広がっていました。
笠倉山。一段下の横に広がる稜線の高まりが黒禿の頭。
下・上権現堂山。
唐松山。
鳴倉山の山頂も下に遠ざかっていました。
難所の細尾根部を通過した後で、雪原に腰を下ろしてひと休みしました。その後は、大力山を正面に見ながらの下りになりました。
この後は、この日の目的のマンサクの花の写真撮影となりました。
新潟では、このように雪の中でマンサクが咲くのが普通です。雪国ならではの、春の訪れの歓喜が感じられます。
めざしたのは、小出のトヤの頭。条件が良ければその奥の駒の頭へと思っていました。
民家の間を抜けた干溝林道の入口で除雪は終わっています。ガスがかかって、周囲の展望は閉ざされていました。
干溝林道を登って、山頂に迫ったところで尾根に取り付くという作戦を考えました。
雪解けが予想以上に進んでおり、林道の通行にも不安が出る状態でした。デブリが林道を覆っているところもありました。二度通るつもりはなく、下山は東音木沢左岸尾根を使ってショートカットすることにしました。
ヘアピンカーブを描いて谷間から高度を上げると、斜面の状態も良くなりました。
雪崩の音が、何度もこだましていました。
東音木沢が再び近づくと、鳴倉山の山頂も見えていました。すっかり雪が無くなっていました。
谷間に動くものが見え、注意して見ると、岩の上に上がって動かなくなりました。カモシカが三頭並んでいました。こちらは写真を撮り、カモシカは人間ウォッチングを行っているようです。
林道から分かれて杉林に進むと、山頂に続く雪稜になります。山頂が近づいたところで、崩壊の可能性のある細尾根が現れました。ブロックごと右手に落ちそうなため、左の一段下をトラバースすることになりました。スノーシューでステップを切るために蹴りをいれるのも、振動で雪庇が落ちそうで、そろそろと進みました。ピッケルとアイゼンを持ってくるべきでした。
トヤの頭は、東西の二つのピークに分かれていますが、西ピークに立って、標高点の記されている東ピークを見ると、山頂直下の雪が大きく割れて落ちているのが見えました。ヤブコギで近づいても雪に上がるのも怖いので、先に進むのは諦めました。前回は、2月でした。細尾根でしたが、問題なく進むことができたのですがね。
トヤの頭は展望ピークなので、雨空ながら、まずまずの展望が広がっていました。
笠倉山。一段下の横に広がる稜線の高まりが黒禿の頭。
下・上権現堂山。
唐松山。
鳴倉山の山頂も下に遠ざかっていました。
難所の細尾根部を通過した後で、雪原に腰を下ろしてひと休みしました。その後は、大力山を正面に見ながらの下りになりました。
この後は、この日の目的のマンサクの花の写真撮影となりました。
新潟では、このように雪の中でマンサクが咲くのが普通です。雪国ならではの、春の訪れの歓喜が感じられます。