さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 北京 その16

2012年03月27日 | 海外旅行
北京を初めて訪れたのは、日中国交回復20周年記念として開催された学会に参加してのことで、この時に泊まったのが北京飯店でした。現在では、サービスの良い近代的なホテルができて、北京ホテルの評判は、必ずしも最上とはいえないようですが、この当時は、西洋並みのサービスを受けることのできるファーストチョイスのホテルでした。

北京飯店は、清朝以来100年の歴史を持っていることでも興味深いホテルです。

中華人民共和国の建国記念パーティーの開催場所になったほか、孫文や、ソビエト連邦のニキータ・フルシチョフ首相、アメリカ合衆国のリチャード・ニクソン大統領、日本の田中角栄首相などの国賓や著名人が泊まっています。



北京飯店は、北京随一の繁華街の王府井の入り口にあって、天安門広場にも近いことから、観光にも最適な位置にあります。

ひと昔前の中国では、買い物をすれば、買った商品を投げてよこすようなサービス精神皆無の状態でしたが、北京飯店では、チャイナドレスを着たきれいなお姉さんがドアを開けてくれました。



また、うれしいことに、北京飯店の客室からは、紫禁城を眺めることができました。





紫禁城の奥の右手には景山、左手には北海公園のパゴタが見えています。



紫禁城の中心の大和殿でしょうか。

数年後に再び北京飯店に泊まった時は、他に新しいホテルができたためか、全体にさびれた感じになっていました。

北京飯店は、2001年にリニューアルされて、2008年の北京オリンピックの際には、ホテル全体が国際オリンピック委員会の本部となりました。

再び北京を訪れる時には、また北京ホテルに泊まってみたいと思っています。
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