1月20日に宝剣岳で、ザイルで結ばれた二名が滑落し、後日死亡が確認されるという事故が起こりました。
このような岩と氷の世界の冬山はやらないので、不幸な事故だと思っただけで、それ以上の関心は持たちませんでしたが。
ところが、この二名というのが、Yahooの登山の掲示板で、「☆雪山&クライミングを始めたい人募集☆」というトピックスの開設者で、この雪山が最初になる登山者と一緒に事故を起こしたらしいということが、ネットを見ていて判りました。本人かの確定はできていないのですが、大騒ぎになっているにもかかわらず、本人の反論はないので、そうなのでしょう。
Yahoo登山、クライミング
このトピ主が述べた山の履歴、「プロフィールとしては、ヒマラヤ・シングチュリ西壁ダイレクト日本人初登、冬季グランドジョラスウォーカー側稜単独登頂、アイガー北壁冬季単独登頂等の些細な経験がある程度」についても、疑問がだされていますが、真偽のほどは判っていないようです。これだけの山暦のある人が、無料のボランティアで雪山に連れてってくれるというので、この話にのった人が事故に会ったようです。
私も、このトピックスが立った時、そんなうまい話があるのかなと、半信半疑に思った覚えがあります。
このトピが始まったのが、2007.11.29.なので、この掲示板におけるやりとりは、この事故へとまっしぐらに進行していったわけです。
途中、この山行募集やトピ主への疑問の書き込みもあったようですが、アラシと受け取った擁護派の声に消されたようです。
私も、ネットを通じての山行をかなり多く開催してきました。しかし、その際、事故が起きた際の責任はという心配は、頭から離れませんでした。山行のレベルの違いはありますけど。今後も、このようなネット募集山行における事故は起きる可能性はあります。
最近のネット上では、冬山に連れて行ってもらったという山行報告も良く見かけられます。誘われるままに、夏に登ったこともない山に冬山として登ろうという姿勢には、甘いのではと感じます。
この事故によって、ネット上での山行募集は是か非かという問題を、自分なりに考える必要が出てきました。自己責任という言葉が良くいわれますが、少なくとも、その山に自分自身の力で登れない、連れていってもらうだけという人に自己責任をとってもらうことはできないでしょう。私は、「連れていってもらう」という人を連れていくのは、よほど慎重に考えたいと思います。それだけの実力はないことですし。
もちろん、私自身、山に連れていってもらって経験も深まったということもありますので、そのお返しと思って、本当に登りたいと思っている人のために助力するのはやぶさかではありません。
この事故については、現在進行形のところもありますが、雑誌などで詳細が明らかになることを願っており、その際には、じっくりと読んでみたいと思っています。
このような岩と氷の世界の冬山はやらないので、不幸な事故だと思っただけで、それ以上の関心は持たちませんでしたが。
ところが、この二名というのが、Yahooの登山の掲示板で、「☆雪山&クライミングを始めたい人募集☆」というトピックスの開設者で、この雪山が最初になる登山者と一緒に事故を起こしたらしいということが、ネットを見ていて判りました。本人かの確定はできていないのですが、大騒ぎになっているにもかかわらず、本人の反論はないので、そうなのでしょう。
Yahoo登山、クライミング
このトピ主が述べた山の履歴、「プロフィールとしては、ヒマラヤ・シングチュリ西壁ダイレクト日本人初登、冬季グランドジョラスウォーカー側稜単独登頂、アイガー北壁冬季単独登頂等の些細な経験がある程度」についても、疑問がだされていますが、真偽のほどは判っていないようです。これだけの山暦のある人が、無料のボランティアで雪山に連れてってくれるというので、この話にのった人が事故に会ったようです。
私も、このトピックスが立った時、そんなうまい話があるのかなと、半信半疑に思った覚えがあります。
このトピが始まったのが、2007.11.29.なので、この掲示板におけるやりとりは、この事故へとまっしぐらに進行していったわけです。
途中、この山行募集やトピ主への疑問の書き込みもあったようですが、アラシと受け取った擁護派の声に消されたようです。
私も、ネットを通じての山行をかなり多く開催してきました。しかし、その際、事故が起きた際の責任はという心配は、頭から離れませんでした。山行のレベルの違いはありますけど。今後も、このようなネット募集山行における事故は起きる可能性はあります。
最近のネット上では、冬山に連れて行ってもらったという山行報告も良く見かけられます。誘われるままに、夏に登ったこともない山に冬山として登ろうという姿勢には、甘いのではと感じます。
この事故によって、ネット上での山行募集は是か非かという問題を、自分なりに考える必要が出てきました。自己責任という言葉が良くいわれますが、少なくとも、その山に自分自身の力で登れない、連れていってもらうだけという人に自己責任をとってもらうことはできないでしょう。私は、「連れていってもらう」という人を連れていくのは、よほど慎重に考えたいと思います。それだけの実力はないことですし。
もちろん、私自身、山に連れていってもらって経験も深まったということもありますので、そのお返しと思って、本当に登りたいと思っている人のために助力するのはやぶさかではありません。
この事故については、現在進行形のところもありますが、雑誌などで詳細が明らかになることを願っており、その際には、じっくりと読んでみたいと思っています。