陽関から戻る途中、敦煌故城によりました。
敦煌は、天山北路、天山南路、西域南道が分かれるシルクロードの重要な分岐点として栄えましたが、都市自体の遺跡は、ほとんど残されていません。
砂漠の中に忽然と現れる敦煌故城は、映画「敦煌」の撮影のために造られたものです。
映画「敦煌」は、井上靖原作の小説を映画化した1988年の作品で、日本アカデミー賞・最優秀作品賞を受賞しています。
小説をほぼ再現しており、なかなか面白い映画です。
ひきしまった体つきの朱王礼役西田敏行が印象的でした。
日中共同制作の映画ですが、映画の撮影のために敦煌の城壁都市が再現され、撮影後も残されて他の映画のロケに使われ、観光地にもなっています。
壁に掲げられていた、ここで撮影された他の映画のリストです。
入り口の門です。
中は、中国風の街並みが再現されています。太秦映画村や日光江戸村みたいなものですね。
映画「敦煌」でも、酒場の場面で同じような瓶が出ていました。
コスプレ屋も設けられていました。ウィグル族の服装ですかね。
漢の武将に、清朝の皇帝。
時間があったら、着て写真をとるのですが。
映画「敦煌」でも、この建物は出ていましたが、扁額は変わっています。
通りを進んでいくと、反対側の城門が見えてきます。
西夏の皇帝李元昊(りげんこう)が敦煌に入城しようとする際に、朱王礼が反乱をおこして討ちとろうとして激戦となり、からくも李元昊が脱出する場面に使われています。
門の外に出て、城門を眺めたところです。堂々としたつくりです。
当時の武装状態であるならば、この城は、実際の戦いにも使えそうです。
映画の最後には、敦煌は炎上しますが、城壁上の木の建物は再建され、城壁は無事だったようです。
城内に戻り、別な通りを歩きます。ペルシャ風というか、異国風な造りの家が並んでいます。
再び中国風の造りの家。
兵士や軍馬を並べるのによさそうな広場もあります。
城壁の上に登ってみました。
大通りを見下ろしたところ。
城壁の外には、自由に戦シーンを撮影できる砂漠が広がっています。
敦煌の町を訪れる前には、映画「敦煌」を見ておくべきでしょうね。
敦煌は、天山北路、天山南路、西域南道が分かれるシルクロードの重要な分岐点として栄えましたが、都市自体の遺跡は、ほとんど残されていません。
砂漠の中に忽然と現れる敦煌故城は、映画「敦煌」の撮影のために造られたものです。
映画「敦煌」は、井上靖原作の小説を映画化した1988年の作品で、日本アカデミー賞・最優秀作品賞を受賞しています。
小説をほぼ再現しており、なかなか面白い映画です。
ひきしまった体つきの朱王礼役西田敏行が印象的でした。
日中共同制作の映画ですが、映画の撮影のために敦煌の城壁都市が再現され、撮影後も残されて他の映画のロケに使われ、観光地にもなっています。
壁に掲げられていた、ここで撮影された他の映画のリストです。
入り口の門です。
中は、中国風の街並みが再現されています。太秦映画村や日光江戸村みたいなものですね。
映画「敦煌」でも、酒場の場面で同じような瓶が出ていました。
コスプレ屋も設けられていました。ウィグル族の服装ですかね。
漢の武将に、清朝の皇帝。
時間があったら、着て写真をとるのですが。
映画「敦煌」でも、この建物は出ていましたが、扁額は変わっています。
通りを進んでいくと、反対側の城門が見えてきます。
西夏の皇帝李元昊(りげんこう)が敦煌に入城しようとする際に、朱王礼が反乱をおこして討ちとろうとして激戦となり、からくも李元昊が脱出する場面に使われています。
門の外に出て、城門を眺めたところです。堂々としたつくりです。
当時の武装状態であるならば、この城は、実際の戦いにも使えそうです。
映画の最後には、敦煌は炎上しますが、城壁上の木の建物は再建され、城壁は無事だったようです。
城内に戻り、別な通りを歩きます。ペルシャ風というか、異国風な造りの家が並んでいます。
再び中国風の造りの家。
兵士や軍馬を並べるのによさそうな広場もあります。
城壁の上に登ってみました。
大通りを見下ろしたところ。
城壁の外には、自由に戦シーンを撮影できる砂漠が広がっています。
敦煌の町を訪れる前には、映画「敦煌」を見ておくべきでしょうね。