さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ゲント1

2008年03月26日 | 海外旅行
ゲントは、ブリュッセル、アントワープに続く、ベルギー第三の都市です。中世には、ロンドン、パリを凌ぐ人口を持つ都市として繁栄したとのことです。現在と過去が同居する都市として、ベルギーにおけるブリュージュと並ぶ観光都市になっています。



聖ニコラ教会、鐘楼、聖バボン寺院の三つの塔が並んだ風景は、ゲントの代表的な風景になっています。



鐘楼。高さは96m。頂上には44個の鐘が吊され、時刻になるとカリヨンの音が街に響き渡ります。昔は、敵の侵入を警告したり、重要な客の訪問を伝えていたといいます。前の広場に置かれている鐘は、見本に置いてあるのでしょうか。



鐘楼を横の方から。

「ベルギーとフランスの鐘楼群」として、世界遺産の一部を構成しています。



サンバーフス寺院とも呼ばれる、聖バボン寺院。ここには、ファン・アイクの描いた「神秘の子羊」の祭壇画を見ることができます。決められた時間ごとの参観となり、寺院のスタッフが扉を開閉し、扉の表と裏に描いた絵を鑑賞することができます。



運河にかかる聖ミヒエルス橋からは、塔の眺めが得られるのと同時に、川沿いに古い家が並ぶ風景を楽しむことができます。





ゲントの街並みは、実際に人が活動しているためか、「汚い」と一瞬思うほどに古色蒼然としており、それが独特の迫力を持って迫ってきました。オープンミュージアム然としたブリュージュとは異なった印象です。
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