さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 バナーラス その6

2011年12月29日 | 海外旅行
ガンガーの朝の沐浴見学の続きです。

ラージャー・ガート。



赤い衣をまとったサードゥー(修行者)が瞑想にふけっていました。

サードゥーとは、地位も家族も捨てて、修行の放浪行脚を行ている人のことを言います。バナーラスは、巡礼者が辿る聖地の一つなので、多くのサードゥーが集まっています。



並走するボートは、土産物屋で、しつこくついてきました。無視しているとようやく離れていきました。



クシェーメーシュワル・ガート



ガンガーの岸辺に下りる階段は、紅白に塗られています。



ケーダール・ガート



明るくなって沐浴風景も良く眺めることができるようになりました。



水の中にじっと立っている人もいます。

気温はかなり低く、ボートの上からの見学でも、フリースとジャケットを着こんでいました。



ケーダール・ガートには、ヒマラヤ山麓にあるケーダール寺院を勧請した寺院が置かれ、屋根の上には神像が並べられています。



ケーダール・ガートで引き返しになりました。明るくなって、建物を良く眺めることができるようになっていました。



ラージャー・ガート



ダルバンガー・ガート



ムンシー・ガート



プラヤーグ・ガート

人も多くなってきました。



川面に霧が立ち込めていたため、かなり上がったところで太陽が顔を出しました。





河岸に立つサードゥ。

手に三つ又の戟を持つことからシヴァ神を信仰する修行者であることが判ります。



太陽も高く昇ってきました。



ダシャーシュワメード・ガートに戻って、舟を下りました。



大混雑になっていました。満月の日には、沐浴のために人が多く集まるといいますが、この日はちょうど満月になっていました。



沐浴も行われていました。



木の台が置かれており、ここで沐浴のための着替えをするようです。



沐浴風景の見学を終えて、通りを引き返しました。素焼きの壺はガートの水を汲むもののようです。



インドの伝統的な歯ブラシであるニームの小枝を売っていました。

ニームは柑橘系の木で、虫歯や歯周病予防の効果がある成分を含んでいるといいます。枝の先を咬んでほぐして、日本でも昔使われていた房楊枝の形で用いるようです。



悠然とたたずむノラ牛。インドでは普通の風景のようですが、どうしても牛に目がいってしまいます。
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