さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ビブロス遺跡 その2

2019年07月09日 | 海外旅行
十字軍の要塞内部には、簡単な展示場が設けられていました。



出土した土器類。



人骨が納められた壺。



フェニキア文字の石碑。

フェニキア文字は、紀元前1050年頃に生まれ、フェニキア商人により欧州と中東にかけた広範な地域で様々な種類の言語を表記する為に使われるようになりました。フェニキア文字からギリシア文字を経てアルファベットが生まれました。さらにこれを発展させてラテン文字、キリル文字、コプト文字といったアルファベットが生み出されました。



フェニキア文字、アラブ文字、アルファベット文字の対応表。自分の名前を書いてみようとありました。



首飾り。



船の錨。



遺跡内へと進みました。この階段は十字軍時代には水中へと続く秘密通路だったようです。



地表面に出ると、十字軍の要塞の壁が高く聳えていました。



壁にローマ時代の円柱が埋め込まれているのを間近に眺めることができました。補強のためかと思いますが、四角い石材を積み上げているところに丸い石材を埋め込むのは手間がかかりすぎると思ってしまいます。



ローマ時代の列柱跡。



振り返り見た十字軍の要塞。





紀元前20世紀の石棺。



ローマ時代の円形劇場跡。移転・復元作業によって規模は小さくなっているようです。







十字軍の要塞の入り口に続く通路の下をくぐりました。



線路が引かれていましたが、これは遺跡の発掘の際に土砂を運び出すために使われたものです。これで遺跡の見学を終えて外に出ました。



遺跡の入り口前の広場に面してモスクが建っていました。



ビブロス遺跡見学の観光客目当ての土産物屋も並んでいました。



おしゃれなレストランも並んでいました。



振り返ると、通りはにぎわっていました。
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