さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ハンブルグ その2

2009年02月17日 | 海外旅行
1750年~61年にかけて建造された聖ミヒャエル教会は、ハンブルクの街のシンボルになっています。

大天使ミカエルに由来する教会ですね。フランスのモン・サン・ミシェルも大天使ミカエルに由来する修道院です。



132mの塔の上まで、エレベーターで上がることができます。



眼下に街を見下ろすことができます。



ハンブルクは、この港と共に栄えてきました。



幅広の道路が設けられている脇に古い教会の塔が立っています。



近代的な街ではありますが、高い所から見下ろす屋根は、ヨーロッパならではの歴史を感じさせます。



ハンブルクは、ブラームスやメンデルスゾーンが生まれた地ではありますが、近代的な都市で、中世都市を訪れるような観光地ではありません。

このハンブルクも通過地としては何度も通っていましたが、泊まったのは一度だけでした。

ハンブルクで興味深いのは、歓楽街のレーパーバーンです。日本でいうならば、新宿歌舞伎町といったところでしょうか。寄港した船乗りのための風俗産業が栄えた地区ですが、ビートルズは、無名時代にここで活動し、グループ名もこのハンブルク時代に作られました。

その一郭にあるのが、この柵の奥に続く飾り窓です。アムステルダムと違って、柵の奧には、女性と18才未満の立ち入りは禁止されています。

この写真は、日曜の朝のもので、夜の賑わいはうかがうことはできません。

深入りは避けるべきでしょうが、一見の価値はあるところです。



最後におまけです。

街でみかけたケーキ屋さん。左が、名前が良く知られているシュヴァルツヴェルダー・キルシュトルテです。「黒い森のさくらんぼ酒ケーキ」という意味です。生クリームは雪、中央のチョコレートチップは黒い森を著しており、チェリーをあしらっています。中のスポンジは、ココア風味になっています。スポンジケーキの代表で、日本のクリスマスケーキの元になったといわれています。

ハンブルクの名前で思い出す食べ物に、ハンバーグがありますね。港湾労働者のためのタルタルステーキがもとになったといいます。

ハンブルグは、日本人にもなじみのある都市ですが、観光となると、周囲のリューベックやツェレに心ひかれます。
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