さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
http://iide.hp.infoseek.co.jp/

さすらいの風景 バルドー博物館 その4

2018年07月27日 | 海外旅行
三階に上がってきました。



壁に飾られていたモザイク。



三階には、下の広場を見下ろす回廊が設けられていました。



回廊には、ローマ時代の遺跡からの出土品と思われる小像が展示されていました。



ガラス製の食器。



回廊からは、下の広場の床に置かれたモザイクを良く眺めることができました。



牧畜や猟などの田舎の風景が描かれています。



一部の拡大。



広間の床に置かれているもう一枚のモザイク。ディオニューソスの周りにブドウの絵が描かかれており、ブドウの豊作と良い葡萄酒が出来る事を祈った絵のようです。



ディオニューソスは、豊穣とブドウ酒と酩酊の神で、以下のような伝説が残されています。

ディオニューソスが各地を遍歴した際、アテーナイの近くイーカリアー村で農夫イーカリオスのもてなしを受けた。ディオニューソスは大変に感謝し、返礼としてイーカリオスに葡萄の栽培と、ワインの製法を伝授した。イーカリオスは出来上がったワインを山羊皮の袋に入れ、村人たちに振舞ったが、初めて酒を飲んだ村人は酔いが理解できず、毒を盛られたと誤解してイーカリオスを殺害してしまった。その死体を見た娘エーリゴネーは悲嘆の余りその場で首を吊った。事の次第を知ったディオニューソスは怒り、村の娘全員を狂気に陥らせ、集団縊死に及ばせた。やがて誤解と知った村人たちの手で哀れな父と娘は供養され、ここにディオニューソスの怒りも収まり、同地は葡萄の産地として名を知られるようになった。



中央がディオニューソスで、右が農夫イーカリオスでしょう。



回廊を一周した後は、階段を下っていきます。



階段の吹き抜けには多くのモザイクが飾られていました。



剣闘士。首や腕が飛んで、リアルです。



オルフェウス(アポロンという説もあるようですが)。

オルフェウスの技は非常に巧みで、彼が竪琴を弾くと、森の動物たちばかりでなく木々や岩までもが彼の周りに集まって耳を傾けたと言われます。







葡萄酒を描いているようです。





剣闘士とライオンの戦い。血の滴りが生々しいです。



熊。



ライオン。



鳥。



中央に漁の風景、周囲には兎や馬といった動物や植物。



中央部の拡大。



様々な動物。



ネプチューン(ギリシャ神話ではポセイドン)の妻のアムピトリーテーでしょうか。



ネプチューンについての一連のモザイク。



ネプチューンの頭部。



ネプチューンと妻のアムピトリーテー。



モザイクの下部。



中央に描かれているのは、竪琴を持っているので、酒の神のディオニューソスでしょうか。
ジャンル:
ウェブログ
コメント (2)   この記事についてブログを書く
« さすらいの風景 バルドー博... | トップ | さすらいの風景 バルドー博... »
最近の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (本読みと山歩き)
2018-07-29 08:06:11
今回はチュニジアですね
歴史や文化がよくわかるモザイク画の数々
「首や腕が飛んで、リアルな剣闘士」にも文化が感じれらますが、なにを描きたかったのか
欧州赴任中、上司はフランス人でチュニス生まれでした、距離的に欧州にも近いですので、
ローマ時代からきっと相当近いエリアだったんでしょうね。興味深い。
チュニジア (さすらい人)
2018-07-29 21:27:25
チュニジアというとアフリカにありますが、チュニスのあるところは北に張り出しており、シチリアを挟んでイタリアは近い距離にあります。地中海の覇権を争ってローマと戦ったカルタゴはチュニス郊外に街があり、カルタゴ滅亡後はローマが支配しました。その後にイスラム勢力が入ってきて、西洋文化とイスラム文化が入り混じって面白い国でした。

コメントを投稿

海外旅行」カテゴリの最新記事