さすらい人の独り言

山登り、日々の独り言。
「新潟からの山旅」別館
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さすらいの風景 ウィーン その4

2011年10月19日 | 海外旅行
午前中の観光の最後に、リンクをバスとトラムを乗り継いで一周することになりました。

ベルヴェデーレ宮殿を出て、カールス教会の前を通りました。マリア・テレジアの父カール6世が、ペストの鎮静を記念して建築させた教会で、1739年に完成しました。ローマのトラヤヌス帝記念柱にヒントを得た大円柱が立つバロック建築です。



セセッシオン

ウィーンの芸術家グループ「分離派」が自ら築いた展示館です。「金色のキャベツ」と呼ばれる金色のドームがのっています。ここには、クリムトの「ベートーベンフリース」と呼ばれる連作が展示されています。

ここを訪れたかったのですが、時間切れでした。



ウィーン国立歌劇場

ウィーンを代表する通りであるケルントナー通りの入り口であるため、ウィーンの街歩きはここが起点となります。



美術史美術館と自然史博物館の間にあるマリア・テレジア広場にあるマリア・テレジア像。

リンク沿いには、立派な建物が並んでいます。



国会議事堂。正面にはアテナ女神像が立っています。



市庁舎

前庭には、移動遊園地が開催されていました。



ヴォティーフ教会

1853年、フランツヨーゼフ1世が暗殺テロを受けましたが無事であったことから、感謝の意を込めて建てさせたゴシック様式の教会です。



リンクを半周ほどした所で、トラムに体験乗車ということで乗り換えました。

午前中は快晴でしたが、黒雲が広がり、風が吹き出しはじめました。



プラーターの大観覧車が遠くに見えていました。



ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの最後に演奏されるラデツキー行進曲でも有名なラデツキー将軍の銅像。

ラデツキー将軍は、対トルコ戦やナポレオン戦争で軍功をあげ、ロンバルディア・ヴェネツィア王国の総督となりました。ラデツキー行進曲は、北イタリアの独立運動を鎮圧した功績を建てて作曲されました。



リンクを一周してからオペラ座近くのレストランで昼食になりました。



まずは生野菜のサラダ。



お決まりのビール。ひと口飲んでしまっています。プンティガマーは、オーストリア製のビールですね。



メインのヴィーナーシュニッツェル

ヴィーナーシュニッツェルは、ウィーンを代表する料理で、子牛肉のカツレツです。ラデツキー将軍が、ミラノから持ち帰って広まったといいます。

ミラノ風カツレツは、イタリア料理ではコトレッタと呼ばれますが、ヴィーナーシュニッツェルとの違いはよくわかりません。違いはあるらしいのですがね。



デザートに、オーストリア風クレープのパラチンケン。どこでも、最後にはしっかり甘いデザートが出てきます。



昼食後、ケルントナー通りに出て、国立歌劇場の前で解散し、自由時間になりました。
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