昨年冬期一時金に合わせて、皆さまから集めた社会貢献募金の拠出先が決まりましたのでご報告させていただきます。
募金総額は、全分会合計で15万6千円でした。ご協力ありがとうございました!皆様から集めた募金は、埼玉県川口市にある社会法人福祉施設「ごきげんらいぶ」へ10万円、埼玉県久喜市にある「富士見乳児院」に3万円、日本ユニセフに2万円を拠出しました。
「ごきげんらいぶ」と、「富士見乳児院」へは、2月5日(金)に、専従3名で直接施設に伺い、お渡ししてきました。
まずは埼玉県川口市にある「ごきげんらいぶ」へ
ごきげんらいぶは、当労組のご子息さんが利用していた障害者施設で、それがきっかけで年2回実施している社会貢献募金を拠出したり、毎月第3土曜日に川口駅前で実施している募金活動に、執行部や分会長を派遣するようになり、現在も定期的にボランティア活動を行っています。現在ここでは32名の方が、ビーズアクセサリー作りをしたり、味噌つくりをメインに活動しています。
ごきげんらいぶ井手理事長は、次は障害者の方達のための、暮らしの場(グループホーム)を建設したいとお話してくださいました。皆さまからいただいた募金は、グループホーム建設に充てたいとの事です。
続いて、埼玉県久喜市にある「富士見乳児院」にお邪魔しました。
富士見乳児院は、UAゼンセンに加盟している団体で、虐待や家庭の事情等の理由により親元を離れている乳児を預かっている施設です。
こちらには、3万円相当分のおむつを寄付しました。さらに、乳児院の中を見学させていただきました。
2階には、子供たちの遊戯室として、また地域の方々との交流の場として利用できる「地域交流室」がありました。他に、保育士の実習生が滞在する実習生室、倉庫、親子訓練室などがあります。
こちらは1階にある洗濯室です。現在富士見乳児院には約60名の子供たちが生活しているのですが、洗濯物も大量です!洗った洗濯物は、エレベーターで2階に運搬し、屋上で乾かしています。
子供たちの衣類は、ひとつひとつに名前を書いて管理しているのだそうです。奥に見えるおむつと合わせて、ものすごい量ですね!
実際に子供たちが生活するお部屋も見学させていただきました。
時刻は夕方だったのですが、夕食前の入浴等、元気に過ごす子供たちを見ることが出来ました。おもちゃも子供同士でケンカにならないよう、人数分用意しているのだそうです。
子供たちは年齢ごとにお部屋が区切られており、それぞれ遊戯室、寝室、食堂に分かれていました。また、施設の中だけでなく、遠足やハイキングに行ったり、運動会やお泊り保育など、季節ごとにいろいろな行事に参加しているとのことです。
組合では今後もさまざまな社会貢献活動に参加していく予定です。皆様のご理解、ご協力よろしくお願いいたします。