alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

東京の凄さ

2011年08月05日 | 私の人生



 「東京ってねーお金持ちがいるよのねえ
お母さんが東京でびっくりしたのは
東大卒業した人って一杯いるのねってことだったわ
それからお嬢様も一杯いるのよね 結婚して
主婦になると似た様な生活してるんだけど、、、」
と 今日電車に乗ろうとした頃 母が私にこう言っていた。


 東京って不思議な街だ。

 どうしてこんなに家賃が高いのに
家賃の高い街に行ったら外車がゴロゴロしてるんだろう
家賃の高い街というのは 駐車代だって高いわけ で
彼らはどこをどうしたら そんなお金が払えるのだろう
そうして奥さんは専業主婦で 子供はお受験?
私にはいつも不思議で仕方なかった。


 私が最近ちょっと気分を上げて通ってる
広尾の街は 安い値段のカフェもあるけど
もちろんお金持ちやらなんだかすごそうな人も一杯で
そんなこと言ったって 私だってこの雰囲気にちょっと
慣れたもんねーと思いつつ 駅前の銀行に入ってみて驚いた。

 その銀行はHSBCという銀行で フランスの空港で
名前をよくみかけ、どうやらParis-Bistroの代表も
その銀行を使ってるらしく、そこから送金しょうと
してくれてるのだけど何度やってもうまくいかない。
ならここで日本の口座を持ってみたらどうなんだろう?
と思い立ち、何気ない感じで窓口のお姉さんにきいてみたら
「作ってもつくらなくても大して変わりはないですけど、、、」と
言われながら、最後に驚きの一言が。「こちらはプレミアという
口座のみでして、一ヶ月の銀行残高が1000万以上の
方のみ開設可能になります。」はあ、そうですか、、、


 そして即退散してしまった私。やっぱり広尾ってすごいなあ


 世の中には お金持ちっているんだなあ

 どうやったらお金持ちになれるんだろう?
せめてお金持ちと少しでも仲良くなりたい
(ものの本にはそうして彼らの姿勢を真似することからと書いてある
まずはホテルのカフェにでも行ってみること?)


 と 思っていたら 今日は凄い人に会ってしまった。


 母に連れて行ってもらった赤坂の料理屋さんの
旬の料理を味わう会で たまたま隣の席に座った人に
お話をいろいろと聞いていたら 「川島なおみちゃんがね」とか
「デヴィさんがね」とかいう言葉が出て来る。デヴィさんって、、、
あのデヴィ夫人?東京ではたまにこんな言葉を耳にするから
本当にすごい。たまたま入ったカフェで歌舞伎役者の名前を
さんづけで呼んでいる人がいると思ったら、彼と
打合せしてるのは私も知ってる有名女優さんだったとか。
誰かにとって テレビに出て来る雲の上の存在の人が
誰かにとっては「誰々ちゃん」であるという事実
それに私はいつも圧倒されてしまう。


 さて、私たちの隣にいたお二方は話を聞けば聞くほど
なんだかすごそうで、ご飯を食べ終わった頃に
本当に驚いたのは、物腰の柔らかい、あまり
主張の強くなさそうなおばさんが、なんと六本木ヒルズに
住んでてそこの家賃が月150万(聞き間違い??)
したとのことだった。それでめちゃくちゃ広いんだけど
料理はしたくなかったそうで、朝ご飯は旦那さんと
隣の有名ホテルで食べるんだって!そんな生活
してる人がいるんだなー。

 彼女の趣味はクルーズだそうで、船に乗って
アドリア海とかカリブ海とか行っちゃうらしい
その船というのも何階建てかでデパートみたな
船らしい。「でも海の上ってつまらなくないんですか?」
ときいてみたところ、「それがイベントだらけなのよ!」とのこと


 なんとまあ 世の中には そんな生活をしている人がいるんだなあ


 ここはカフェでの出会いじゃないけど

 一見普通の雰囲気の たまたま隣あわせたおばさんが
実はそんなすごい人 で 私とお話してくれる
私はもちろん ホテルの1階のブティックで
洋服を買ったりだとか 豪華客船だとか
ヒルズに住んだりだとか そんな世界に生きてないけど
でもここですれ違って 少しの時を共にして
そんな世界がありえるということ それを
垣間みさせてもらった なんだかそれは大きなことだ。


 世の中には そんな人もいるんだなー


 最後にお二方の名刺をもらってみると
2人とも社長さんだということで 女の人でも
ここまでお金をもって気ままに暮らしている人は
やっぱり自分で何かをやってる人なんだなあ
かなりしっかりしてそうな雰囲気だもんな
私は都心に住みたい!という夢をもってるわけでもないけど
それでもお金持ちにはなってみたい。


 東京には いろんな人が住んでいる
東京にいるからって すれ違えないような世界にいる人
そんな人たちにたまに出会える それも1つの収穫だろう

輝く瞬間

2011年08月05日 |  カフェ的な場で考えたこと



 今日は夜、西国分寺のクルミドコーヒーという
カフェで開かれていたイベントに参加させてもらってきて
沢山の方とそのカフェオーナーのKさんのお話をきき


 なんだかちょっと元気になった。



 Kさんは最後にこう言っていた。
「ここに今日来てくださった方たちは
2007年くらいから、僕が生き方を変えた後から
出会った人たちなんですね。生き方を変えるっていうことは
それだけ実りのあることなんです。」

 私にはなんだかそのメッセージがぐっとささって

 それ、私に言ってるのかしら?と思うくらい
力強いパワーをもっていて 私はかなり打たれてしまった。


 生き方を変えるというのは誰でも怖い。
様々な事業を成功させてるKさんですら、カフェを
やりなよと言われたときに「自分にはやれない」と
思ったそうだ。あーなんか 私と似ている?
でも その先の一歩を踏み出してみること
そうすると誰かがついてきてくれるんだそうな


 勇気の中にも いろんな種類があるんだろうけど
今日Kさんのカバン持ちをさせてもらってるという
人に出会って、そういえば私もParis-Bistroの代表の
カバンもちさせてください!って思ったことあったなあ
何でもいいからとにかく行かせてください 一体
何をしてるんですか?って そう思ったのがパリ1回目の
滞在で 前回はかなり色々一緒に取材させてもらえるようになって
気がついたらフランス語版の新着ニュースになっているのは
私もだいたい同伴してた。それってすごいなあと驚いた。


 そうして私は今日本 で 代表がやってたように
カメラとノート片手に誰かの言葉をバババとメモして
なんだか同じようにしている それがなんだか とっても不思議だ。


 私はとっても臆病者だし びくびく悩んでばかりいるけど
今日沢山の人に出会って 自分の予想外の評価をきいて
(今日は本を読んでくれた人に3人も会ってみんなほめてくれた!)
あーそうなんだ あのとき私 輝いていてオーラを発していたのかなとか
それがそのあと 誰かに影響を与えたのかなとか
イベントじゃなくっても 本だって 誰かに影響を与えてて
(私の本がきっかけになって人生の方向転換をしたという人に
2人も出会いました 私も読んでみようかな、、、)
それってけっこうすごいんだなあ


 どうしてここまで弱気な私になっちゃったかなと思うけど
人生の痛い思いをこれでもかというくらいに経験すると
あまりにそれが怖いので 前をむいて 無理矢理にでも
自分をワクワクさせるしかない それが最近よくわかる。
そうしてなんとか ワクワクの時間を毎日持てるようになり
私は自分を立て直してる そうこんな感覚だったかな
なんだかやれそうな気がするぞとか 意外といけるんじゃない?だとか
痛い経験を一杯したら もう痛みも怖くなくなっていくのだろうか

 勇気とかオーラとかパワーとかワクワクだとか
私も持ってたはずだった。 それに驚いていた人たちがいた
それがどこからやってきたのか わたしにはわからないけど
彼らは言った「輝いていた」 忘れていたなあ その響き。
人は輝いてると人をひきつけて 誰かが続いてくるんだそうな
だからやりたいことをやるって大切なんだって。
昔エコリーグで創った本は『輝く瞬間』って本でしたよね
輝きなんて 忘れてたけど それは内側の想いとか
ワクワクなんかからやってくるのだろう
忘れていた色んな感覚 なんとかそれを取り戻し
未来に向かって なんとか私も立ち上がりたい。

空間の美的感覚

2011年08月02日 | インフォーマルパブリックライフ



 最近本を読んだりいろんな人と
話をしたりして思うのは どうして日本の
ちょっとしたコミュニティスペースとかって
とりあえず長机にパイプ椅子と それから
紙コップをおいてカフェみたいにしてみました って
そんなところが多いんだろう?と それは
私にとっては昔から不思議だったのだけど
それでいい って思っている人が沢山いるから
多分そうなってしまうわけ で
だけど最近私が話をする人たちは
「そんなんじゃダメですよね?!」と言ってたりして
そうそう やっぱりそう思います?あれ やっぱり
いけてないですよね!と 私も加勢したくなる。



 でもどうしてあんなになるんだろう?
だってそれでいいと思う人がいるから それが通るわけでしょう。
どうして日本の郊外の国道沿いは どこも似たり寄ったりで
そこを走ってるだけじゃもう 何県にいるのか全くわからない
そんなことをしてしまうんだろう 昨日は渋谷の夜をみたけど
街の景色なんてぐちゃぐちゃだ。あれを芸術、ととらえられる人も
いるだろうけど なんだかなー なんだかどうなのかなあと思う。


 さて、なーんでフランスはあんなに綺麗なのかなあと
思っていたら 田舎道を走ってたって ものすごい
きれいな街路樹があったりしてハッとさせられることの方が
多くて もちろん郊外のスーパーはあれど 日本の国道沿いみたいに
やたらでかい色とりどりの店が乱立していることはない。
セーヌ川沿いの夜景なんて 本当にこれが都市として
機能している街なのか!と疑いたくなってしまうくらい
びっくりするほどロマンチックなわけだけど



 それって所与のものじゃなかった。


 そういうことに驚いた。これらはみんな フランスの
厳しい文化政策と規制の上で成り立っていて とくに
フランスは広告にめちゃくちゃ規制がかかるらしい。
都市部でも規制の強い広告は 田舎ではもっと強くて
田舎はホテルの看板くらいは出せても 広告というのは
ほとんど道に出したらいけないらしい。それってすごいことだよね。
(ちなみにそんな規制の強い広告を逆手にとって?パリの
貸し自転車ヴェリブは広告会社がパネル広告を設置するかわりに
なんと初期投資から全額負担して、パリ市はお金を負担せずに
貸し自転車制度を作ってしまったらしい!すごい話です)

 そして歴史的建造物の周囲500メートルは、何を建てるにも
改装するにも、かなりの規制がかかるらしくて
そんなモニュメントのまわりだなんて それでも
カフェはいっぱいあるけど 不思議なことに
フランスは規制が強い区域の中に 沢山のカフェが
存在していて その規制の中でなんとか営業しているわけだ。
でもカフェは許される国なんだ それが私にはなんだか不思議。


 そうだったんだ あの統一感のとれた町並みは
なんとなくできちゃうものじゃなくって 規制の上に
強い規制をかけて 看板の文字はこれならOK ネオンは
だめだけどこういうライトにするならOK 歴史的な
ファサードはちゃんと残して活かしなさいとか
そういう規制があってはじめて あんな風に残される。


 それでそんな街で育った人は やっぱり誇りを持つんだろうか
そんな街で育った人は 空間のセンスを当たり前に身につけて
いくんだろうか。それとも美的教育とががあるのだろうか
パリのアパルトマンを眺めてみると ほとんどどこの家でも
ぼんやりとした間接照明をつかってて 蛍光灯を使ってる家は
本当にごくわずか で 一度蛍光灯の家をみかけたときに
わーなんだかあそこだけ日本みたい と思ったことがある。
(それからセーヌ川沿いの橋の下に一カ所蛍光灯が使われている
ところがあって なんだかそこだけとても違和感を感じてしまった)


 和田幸信さんの『フランスの景観を読む』のあとがきはとても
興味深い。「フランスで特徴的なのは、パリを中心として歴代の
国王により美観整備が行われてきたことである。国王がみずからの
威光を示す壮大な宮殿や街路をつくったことにより、市民も
都市における美観の価値を認識した。やがて近代になり、市民が
主役となって都市計画を行うときにも、美観や都市景観が中心になった。
いわば、すぐれた都市景観が教育的役割を果たしたことになる。
これはまた、逆もまた真なりに思える。日本の視覚公害といわれるような
乱雑な駅前商店街、あるいは広告や看板で店舗が隠されるようなバイパス
沿いを見て育つと、これが都市の景観であると思いこむことになるだろう。」
『フランスの景観を読む』p.266


 これは恐ろしいことですね。
あまりにも違う歴史や背景を背負っている日本とフランスなわけだけど
せっかく世界に誇る美しいものが溢れた国なのだから
もう少し 公的な場が 誰もが目にする場所や空間が
もっと素敵で 心地よい場に なったらいいなと思うのだけれど
私もいつか?いつの日か そういうところにカフェ的な
エッセンスを加えたりして 貢献できたらいいのかな

ビジョンの力

2011年08月01日 | 私の人生



 今日は日本に帰って来てから初めて
何かが上向きになった気がした!!本当に
助けてくださったみなさん ありがとう!


 今日は朝丸の内のお洒落なカフェで、
西国分寺でカフェをされてるKさんとお話を
させていただき、色んな話をした後で
「ところで私またパリに行こうかどうか
迷ってるんです、、、」と言わせてもらって
アドバイスをしてもらおうとしていたら
どんな話の流れだったか もう興奮状態に
なってしまってしっかり把握しきれてないのだけれど
ある時Kさんはにやっと笑ってこう行った。

「飯田さん、パリのカフェのツアーやりましょう!」

 
 そう そんな話は前にも確か出てたのだけど
いや その頃はただのガイドだったかな
そしてKさんはかつてこう言ってくれていた。
「僕がお客の第一号になりますよ!」そんな日を
夢見ていたのだけれど 今日はそれが「ツアー」になった
そうしてどんどん話が盛り上がり、なんとこんな話になった。

 「わかりました。じゃあその時はお店を閉めて
スタッフ全員連れて行きます!奥さんと子供も連れて
これで計8人ですね!」なんとすごい話になった。
うっわーこれ 面白そう、、とKさんも切りだした時
にやっとしてたし 私もなんだか笑えてしまった
こりゃ楽しそうですね いつにしましょう
10月か11月くらいがいいんじゃないかな?
どんなとこに行きますか?あ、じゃあインフォーマル
パブリックプレイスも。お子さんもいることですし


 と なんだかやたらに盛り上がり

 いやーワクワクするって楽しい
これが実現できたら楽しい そうだって
肌で感じてなんぼなんだもん 写真を見るのと
実際に肌で感じてあてられてしまのうのとでは
雲泥の差があるわけで 私は出発を促したいんですと
そう言っていた。 こうしてワクワクさせてもらって

 そのあと環境活動時代の先輩にも話を聞いてもらっていたら
「いやー美樹ちゃん パリ行きなよ 行ってきな
それで?何する?アイデアを出してみよう」というわけで
私のアイデアと彼の頭からポンポン出てくるアイデアを
重ね合わせて行くと またもパリのカフェガイドという話になって
えーっと1日いくらくらいで 3日で5人来たとすると
わーお けっこうな金額になりますね!
これなら生きていけるかも? でも息子は夜
どうしたらいいんでしょう?「そんなの預けたらいいんだよ
ちゃんとお金もらってやるんだから」そうか
もらえるあてがあるなら ベビーシッター代も出せるのか!
いろんなことが目からウロコでびっくりしたけどまた嬉しい。

 
 なんだか希望が見えた気がする
こんなにワクワクしたのは久しぶり で
彼らは2人とも自分で事業を起こして生きてる人で
そんな人たちが私にもなんとかなりそうな生き方を
提案してくれて しかも応援してくれて
それが本当に嬉しくなった。


 そうすると引き寄せの法則らしく
今日は嬉しいことが続いたりして
なんだか生まれ変わったみたい?
本当にありがとうごさいます!


 本当に ワクワクの力ってすごい
一度ビジョンを描いてしまうと 
何度後ろ向きになろうが ビジョンはいつも
残ってて 一度ワクワクしたことは
なんだかもう 止まりはしない


 そうあの日 私はカフェで
パリのガイドの話をしてた
もっと個人旅行を楽しめたならいいのにね?
ただエッフェル塔に行くんじゃなくって
ただ一人でカフェに行くんじゃなくって
フランス人と友達になって ちょっと違う世界を
見せてもらえば それだけで違うのに
それだけでこんなにも嬉しいのにねと
あの日私はカフェで語った そう あのcafé charbonで
そこで私は予想以上にワクワクしちゃって
あそこで描いてしまったビジョンは
はっきりと残ってしまった
確かにその後 日本のガイドの資格も取った
だけどパリのガイド カフェのガイド?
それからインフォーマルパブリックプレイスも?
そりゃあ紹介できたら楽しいだろう
だって街歩きは大好きだもん
誰かに紹介するのも大好きだから
そんでもってパリに私の知ってる人たちがきて
日本語話せて 彼らのお役にたてて
日本の役にも立てたなら そりゃあ楽しいだろうなあ


 今日は久々に「たまらん」と思えて幸せだった。
もう辛くて仕方なかったけど 前むかなくちゃ
苦しすぎることがよくわかったから 前をむいて
ワクワクしてたら そのうち苦しいのも通り越すかも
そう思ってみることにした そうしたらワクワクできて
今日はなんだか力があったし本当に幸せだった。
本当にみなさんどうもありがとう

 私には友達や先輩や応援してくれる人がいて
それが本当に嬉しいです。一度描いてしまったビジョン
その力は本当に強いから そこに向かっていくのかな
ワクワクの力はすごい そして何かが加速してきた
なんだかそんな気になれた今日でした。



フランスに行くなら

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