alternativeway

パリ、カフェ、子育て、サードプレイス、
新たな時代を感じるものなどに関して
徒然なるままに自分の想いを綴っています。

天使の微笑

2012年05月13日 | 子育て

 「まあ あなたは天使ねえ」
「蓮太郎君の笑顔は天使みたいですよねえ」


 そんなことを 何度か言われることがあるほど
蓮太郎の笑顔というのは独特で 今日は久々に
保育園もなく1日ずうっと息子と過ごしてゆったりとした
時間の中で 沢山のことをぼんやりと考えていた。


 3年と8ヶ月。その間蓮太郎は保育園には行けなくて
一時保育に預けられたのも週2回が限度だった。
そんな中 私は私なりにがんばってきたとは思うけど
周囲の人から言わせると私の努力は足りないらしく
「蓮太郎の笑顔?それはあんたが放任してるからじゃない?」と
家族に言われたりもする。だけど本当に笑顔は放任から来るものだろうか??


 さて 蓮太郎が笑顔な時はどんな時かと考えてみると

 一番は 悪いことをしてる時
それからママとふざけあっているとき。
だいたい普段はあまり許されないようなことまでも
大人が面白がって許してくれて対応してくれると調子にのって
ギャハハと笑い ゲラゲラ笑い続けてる。
(息子の大好きワード うんち おしっこ おならも
禁止にしないで逆手にとって使って遊ぶと大ウケしている)
たたかいごっをしたりとか アホなことをしたりとか
ゴロゴロ遊びをしているときに蓮太郎は嬉しそう。

 それから「どう?こんなことできるんだー!やっほう!」という感じの時。
高い滑り台の頂上にいる時や、先日コーヒーを淹れられるようになった時、
ママと競争したりしてたいてい勝つ時、サッカーのボールを蹴るのがうまい時
そんな風にプライドを刺激されて得意になっているときは嬉しそうな顔をしている。

 あとは美味しそうなお菓子を発見してそれが食べられるらしいとわかった時。

 それに保育園のお迎えの時?れんたろうは駆け寄ってくる。


 では逆にひどい顔をしてる時は?
インフルエンザの時の「あれもだめ!これもダメ!」時は最悪だった。
しかもこの頃はちょっと放射能のことも気にしたりしてたから
禁止令がやたらと強くて「マスクしなさい!」そういうことを続けていると
3日目くらいには眉間あたりに変なしわのようなものができ、
目の下はなんだかへんなくぼみができたりする。
一見「言うことを聞くいい子」ではあるし大人のプライドというか
世間体?はちょっと満たされるけどどうみてもこれはやばい、、、
という顔をしているようにみえる。なんというか生気がない。


 だから私は2月の最悪なインフルエンザの後からいろんなことをもうやめにして
(まずマスク。でもあれからおかしいことに一度ものどが痛くなってない。
甲状腺痛いと思っていたのは何だったのだろう?)もういいやどうせアホだし!と
思うことにした。


 私が思うに蓮太郎の笑顔というのはアホなことを認めていることに
関係性があるんじゃないかと思う。蓮太郎の笑顔はすごい。
そして蓮太郎は本当にあほだ。それを自他ともに認めきっているので
本人は何度アホと言われようが全く気にもしない。「だって僕アホだもん。」
「そっか あんたのママもアホだしねー 僕たちアホ親子だねー」というので終わり
私の方も家でバカ遊びをしてる分にはもういいわどうせバカだし
あんた頭おかしいんじゃない?と言われたとしても自分でもそうじゃないか
と思っているので特に言い返せるような言葉がない。

さてそんな2人がまったりと布団の上やらでアホな遊びをしていると
家中に大笑いが響き始める。そんな時間が大切だった
そこに気づいてはいなかったけど そんな時間がいかに貴重だったのか を
理解したのは保育園がはじまってから。


 「僕ねえ 疲れてるんだよ!」と時折叫んでは眠そうに抱っこされて
ご飯を食べる息子はちょっと可哀想。「そうだよねえ最近ママとバカなこと
する時間もないしねえ」と 今日は「急ぎなさい!」というのをやめて
まったりのんびり、道草をしながら大きい公園まで行って来た。
すると息子の笑顔の輝いてること!何度母は胸を打たれたことだろう。
あんた、、、本当にかわいいねえ。なんでそんないい笑顔なの?
そんないい笑顔を私に向かって見せてくれるの?そんなにお母さんのことが好きなの?
好きでいてくれてありがとう、、、!!

 やっぱり命令なんかするより こうやっていい関係を築いていたい
沢山笑って過ごしていたい。まあ そう思ってはいるものの
何時間か2人っきりで過ごした後にはだんたんと嫌になってきて
「もー行くって言ってるでしょう!!」になってくるわけだけど。
それでも息子はやっぱりかわいい。笑顔の元?それはスキンシップとか
愛情表現だとか一緒にアホなことをすることにあるんじゃないか?
大変な3年8ヶ月だったけど 2人で孤独を山ほど感じては来たけれど
それでもいろんな変化があった。もう行かない!とかいいながら
山ほど色んなところに行った。ケーキもつくった、餃子もつくった、
パリでは散々ピクニックした。デパードの試食もうろついた。。。
そんな変化のある日々が当たり前だった息子にとっては
保育園はやっぱりある意味ちょっと単調に感じるだろう。
それはそれで面白いけど ちょっとしんどいだろうなあ、、、

 ママのことを邪魔もするけど 大好きでいてくれている蓮太郎
もっと一緒にたくさんの世界を見てわー素敵だね!って感動をして
沢山発見していきたい。沢山の花を見て匂いを嗅いで 密を吸って
芝生でごろんとねっころがって、、、そういうのって
意外と大事なことだったんだって 今になってようやく知った。

フランスに行くなら

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