アイアイシー社長平松のブログ

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「会社は誰のもの?」

2005-04-11 11:51:12 | Weblog(ノンカテゴリー)
今日は4/5の記事:コミュニケーションスキルについてに関連した内容を書こうと思います。

昨日、「サンデープロジェクト」を見ていて、「会社は誰のもの?」の問いに、米グーグルの創始者の一人セルゲイ・ブリン氏が答えていました。

「会社は株主のもの。」

これは某IT企業の社長も言っていることで、ある意味正しいと思います。
しかし、氏は続けて、「経営陣(創始者2人とCEO)、社員もみな株主だ」と。
さらに敵対的買収を避けるため、経営陣は「A株(もうひとつあるB株の10倍の議決権を持つプレミアム株)」を保有しているとも。

うーん。微妙ですね。
私だけが感じたことかもしれませんが、裏を返せば

・会社は株主のものであることは正しい。
・しかしそれだけではない、会社を運営していくのは経営陣であり、従業員で、
 「会社が経営陣のものであり、従業員のものである」と言える。むしろその意味合いが強い。
・だから運営していく側が株主となってしまえば最初の論理は崩れない。

という論法にしているだけのような気がしてきます。

これは彼ら特有の考え方かもしれませんが、原理主義的というか・・・。
私は結局は「会社が経営陣のものであり、従業員のものである」と言いたいんだけど、原理原則に触れるから、形式として道理が合うようにしておこうという気がしてなりません。

今回の件で言えば、現実的には「会社が経営陣のものであり、従業員のものである」ということが一番正しいのでは無いでしょうか?
でも原則的には「株主」のもの、それでいいのでは無いかと。

そういう意味でセルゲイ・ブリン氏の話は至極「大人の対応」で、今後見習わなければいけない部分だと思います。
個人的な理想論でいうと微妙は微妙なんですが。
彼の話を聞いていて、今回巻き起こった「会社は誰のもの?」という論戦は無意味なような気がしました。


少し視点を変えてみましょう。
経済行為という点では既述の内容でよいかと思いますが、別の観点として同じ質問に対し、「会社は社会のもの」とも言えるのでは無いでしょうか?
P.F.ドラッガーの言葉で、「会社の目的はは社会のために付加価値を生み出すこと」(文面は違っていたかもしれませんが、意味合いは正しいと思います)というものがありました。
これは以前のコラム(2003/7)で触れた内容で、そのときは書いていないのですが、あるときに経営方針で悩んでいたときに一筋の光明をもたらしてくれた言葉です。

単なる理想論だとか綺麗ごとだとか思われるかもしれませんが、これはひとつの真理だと思います。

ただ、株主や経営陣が「利益ばかり」を追い求めたら・・・。
合法的であれば、「恋人商法まがい」や「マルチまがい」のビジネスでもいいのかということになりかねません。

確かに営利企業である以上、「利益」は生まなくてはいけません。
しかし、それは以前のコラム(2003/7)でも書いていますが、「維持するための手段」であって「目的」ではありません。

「会社は株主のものであって、資産価値を高めるために」というのはわかりますが、
「単に利益を出したり」「買収により会社を大きくしたりする」ということは手段であって、
本当は「従業員という資産を増やしたり、育てたり」、「社会に貢献するようなサービスや付加価値という資産を生み出す」というのが目的だと思いたいですね。

そういう意味では、この論争の元になった騒動の当事者たちは正しい「目的」で、正しい「手段」を講じて行ったのでしょうか?
どうなんでしょう。

それと、「収入が上がる」ということは結果論だと思います。
「稼ぐために会社を作る」っていうのは個人的には本末転倒だと思いますが、いかがでしょうか?
これは私が経営者として甘いだけなのでしょうか。

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