アイアイシー社長平松のブログ

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保険金の未払いの原因はプログラムミス

2005-08-03 19:26:31 | Weblog(ノンカテゴリー)
保険金1万件超未払い 損保大手で計数億円規模

 東京海上日動火災保険や損保ジャパンなど大手6社を含む損害保険業界で、少なくとも3年前から、計1万件超の契約で自動車保険などの保険金支払い不足があったことが3日、各社の調査で明らかになった。未払い額の合計は数億円規模になるとみられる。
 保険金算出のシステムのプログラムミスなどが主な原因としている。各社の調査はまだ途中のため、未払い件数は最終的にさらに増加する見込み。各社は調査を進め、早ければ8月中にも調査結果を公表する方針。
 生命保険大手の明治安田生命保険が、死亡保険金を不当に支払わなかった問題に続いて、損保大手でも保険金の支払いで不祥事が発覚したことで、保険会社への批判が集まりそうだ。


今回指摘されている会社さんのシステム担当の方は今ごろどういう状況になっているのか・・・。胸が痛みます。

確かにプログラムミスかもしれませんが、単にプログラム上のミスだけというのは考えにくいと思います。
おそらくは、プログラムなり、システムの仕様を決める際の定義漏れか、想定漏れか・・・。
それを総じて「プログラムのミス」とされるのは、システムを担当するものとしては、少しやるせない感じがします。

こういう状況が起きることについては、一般の方々には理解ができないかもしれません。
システムが間違っているなんて・・・。
想像が出来ないでしょう。

しかし、システムを作っているのは「人」。
「人」であれば、当然ミスもあります。

今回の件で、さまざまな面で見直しがされるでしょうね。
そうすれば、また新たに問題が発覚する可能性は大です。
(細かいミスを含めれば、膨大な数になってしまうと思います)

私は今回のニュースに挙がっている会社さんのシステムに携わったことは無いのですが、今回の問題の原因のひとつには、「商品の複雑さ」というのがあるような気がします。
支払い要件ひとつにとっても細かな規定が加えられていたり、条件が細分化されていたり・・・。
そうすれば、当然システムの対応としても膨大な量になります。

今回のプログラムミスとされている部分については、

①システム要件に想定漏れなり、間違いがあった。
②プログラムをテストする際にテストケース漏れもしくは検証漏れがあった。

のいずれか、もしくは複合した結果だと思われます。

システムというのは単純なもので、想定された範囲であれば、きちんと機能しますが、想定されないような状況に陥った場合に、とんでもない結果を出したりすることは当然のごとく有り得ます。
コンピュータにはみずから「自己矛盾を検出」したりするような機能はありませんし、システム開発者の作った通りに動きます。
(例え、それが間違った内容であったとしても)

保険会社という業態からいって、多くの契約を扱うでしょうから、少しのミスについても影響範囲は大きいわけです。
今回のこと、「1万件超」と言っていますが、もしかすると直すのに1時間も掛からない内容かもしれません。

今回のこと、システム担当者であれば、ひとつのニュースとして聞き流すのではなく、「自分の携わってるシステムだったら・・・」と思い返し、今担当しているシステムで同様のリスクが無いか、自分のやり方や考え方に問題は無いか、見直すのもいいかもしれません。

またシステムとは関係無く、個人個人のレベルでは、保険会社に任せっきりにせず、きちんとチェックすることが重要だと思います。
もしかして、以前起こした事故の保険金が少ない・・・なんてことがあるかもしれません。
多かったら、黙っておきましょう(笑。

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