三度のメシより…イタグレびっちゃん☆

イタリアングレーハウンド(イタグレ)わさび(♀)の大百科

折歯に注意!その2

2011年01月30日 | わさびの歯
延び延びになってますが、遅ればせながら…の『その2』編です(笑)
新たに折れたわけではございませんので、ご心配なく…
(前回記事はコチラご参照ください


今回のわさびの事例。
根本原因を突き止めることが、再発防止の足がかりとなるので、手術前に聞き取り調査票の記入をしました。
今回は、頻繁に入退院を繰り返している中、飼い主が気付かないところで折れてしまっていた…というのが本音なんですが、その背景にはわさびの「ケージを噛む癖」が大いにあったと思います。

ケージに入れていて、要求が満たされないときに、こちらを見ながらケージを噛むことがたびたびありました。
これが入院中、かまってもらいたい一心で、要求を満たすためにケージを噛んだ…、と考えることは容易にできます。

現場を見ていないので、わさびの場合は推測でしか判断できませんが、やはり「根本原因を突き止めること」。
そして『それを改善してやること』。
それが重要だと思います。


さて、今回の処置。
単に折歯の処置だけではなく、歯石除去も兼ねておりました。
前回の処置が3月でしたので、9ヶ月でこれだけついてしまったことになります…

処置前  処置後

毎日歯磨きしていても、裏側はどうしても磨きにくく、その結果、歯石として残ってしまう…ということになるようです。
小型犬の場合、歯も小さく、磨きにくさは否めないので、そこは先生も「定期的に除去してやればいいですよ」とおっしゃってくれています。
歯石をつけないための歯磨きはもちろん重要なのですが、『無理なく続ける』ということも大切なのかもしれません。
毎日の歯磨きにより、口腔内に異常がないかをチェックしてやることも重要ではないかと感じます。


先日、術後の1ヶ月検診を済ませました。
おかげさまで悪化している様子はありませんが、歯周病になりかけている歯茎の様子は今後も注意が必要です。

次は2ヵ月後