囲碁ステーション

おかげさまで今年で10周年を迎えました。
これからもよろしくお願いします。

囲碁入門

2009-11-16 16:20:00 | つく
文化庁の生活文化普及支援事業(伝統文化親子教室事業)の
囲碁部門「みんなで学ぶ楽しい囲碁入門教室」が
9月から半年間の間全国各地で開催しています。

この期間中、日本棋院は「囲碁入門者を1万人増やそう!」
と目標を掲げていまして、囲碁人口がこれから
どんどん増えていけばこんなうれしいことはありません
各地から入門教室の応募がたくさんあって、
このままいくと1万5千人くらいなるのではという勢いだそうです

先月は高知県香南市に、先週は坂出市の囲碁入門教室へ行って来ました

昔の入門講座では
最初に「囲んだら石が取れますよ!」とアタリを教えるのが主流でした。
この方法だと、陣地を取らないで、ずーっと石を追っかけてしまいがちで・・^^

ということで、
最近の教え方ではアタリの前に、
6路や7路盤で最初に終局図を見てもらい、
「囲碁は陣地を多く取った方が勝ちですよ。」と説明をして、
ここで相手が自分の陣地に入ってきたら囲んで取れますよ
→「ではアタリの説明をしましょう~」という流れです。

説明ばかりだと退屈にさせてしまうので、
「わかった人出てきて石を置いてください」など、参加型にしています。
元気に「はい、はい!」と何回も手を挙げてくれる子や、
「お願いだから私を指名しないで」と思ってるんだろうなぁと、下を見てる子など、さまざまですが
楽しい時の子供の眼の輝きは素晴らしいですね

先週の坂出の親子教室では、全く囲碁初めてという80人近くもの方たちが
来てくれました。
入門教室は棋士が来ますが、今後もっと囲碁を続けたいという方は、
地元の囲碁ボランティアの方達が数回囲碁教室を開いてくれます。
地域の方のサポートがあってこそ囲碁人口を増えていくわけで、本当に有難いです。

この事業は全国各地で行っています。
詳しくは→こちら
日程表でお近くに囲碁入門教室が開催されていたら、是非囲碁知らない方にお知らせして頂くとありがたいです

このすごくいい事業なのに、行政刷新の事業仕分けの議題に先週取り上げられたような・・・
コメント (5)
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