スナップフォト素敵思想

日常のスナップフォトブログ

Apple Special EventとiPhone6sの感想

2015-09-12 | モバイル端末

PowerShot N100

9月10日、1時間39分の Apple Special Event を視聴した。
期待感が大きいだけに、毎回しっくりしない気持ちが残る。

注目はやはりiPhoneだが、
予想範疇を超えるサプライズは全くない。
ローズゴールド、3D Touch、A9チップ、、
勿論前モデルよりバージョンアップするのは当然であるが、
Appleに期待してしまう革新的な何かが見出せない。
アナリストやAppleユーザーが簡単に予想できてしまえるものでしかない。

iPhone6c を予想していた人や、
iPhone7を待たずしてデザインを一新すると予想していた人もいたが、
そうはならなかった。
デザインでいえばゴールドとローズコールドの、
背面白ラインのダサさに変更はなく、背面レンズの出っ張りもそのまま。



現iPhoneでさえ使いこなせていないユーザーが圧倒的に多いと思うが、
3D Touchにどれほどの便利さを感じられるだろう。
そしてどれだけの人が使いこなせるだろうか。

シンプルな操作が魅力だったApple製品が、
iOS含め、それが年々薄れてきている気がしてならない。
何か新しい機能を盛り込まないといけないのは業界が背負う宿命だが、
それと共にシンプルさとデザイン美が失われている。

PCに関していえば製品カテゴリーのわかりやすさと、
それによって無駄な在庫を持たないという、
以前のビジネス戦略は既に失われている気がする。

Apple Watch同様、
iPad ProもApple TVも日本で受けいられるモノではない。

個人的にはApple Pencilは使いやすく魅力的だが、
iPad Proでしか使えないのが残念。

Smart Keyboard はAppleに対する不安材料でしかない。
誰がこんなものを望むだろう。
Appleがモノマネ製品を出すなんて・・。



今回のApple Special Eventもそうだったが、
Apple側のプレゼンの熱と、聴衆の盛り上がりにかなり温度差を感じてしまう。
プレゼンターがここで聴衆が盛り上がるだろうと、
間を置いて拍手喝采を待っている。

それを感じとって聴衆がパラパラと拍手して、
徐々に盛り上がる雰囲気を会場全体が作っている。

気を遣っている拍手喝采にしか見えない。

ビジネス戦略家や製品作りの人はいても、
新たなライフスタイル製品とその発想を生み出せる人がいない。
スティーブジョブズだったら・・というフレーズは使いたくないが、
今後のAppleにそのような人が出てくるだろうか。


最新の画像もっと見る