楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

心に響く!!名経営者の言葉No.137

2018-09-21 | 先人の知恵に学ぶ

PHP『心に響く・名経営者の言葉』
     第9章 人材とは? 人生とは?・No.012


「松下電器は人をつくる会社です。
  あわせて電気製品もつくっています。」
    松下幸之助  松下電器産業(現在のパナソニック)
                 の創業者(1894~1989)

 和歌山県の農家の三男として生まれた松下幸之助は、父親が
米相場で失敗して全財産を失ったために小学校を4年生で中退し、
大阪へ奉公に出された。
火鉢屋、自転車店を経て、大阪電灯株式会社で配線工として勤めた後、
大正7(1918)年に松下電気器具製作所を創業。改良ソケットをはじめ
数多くのヒット商品を生みだして、松下電器産業(現在のパナソニック)を
世界的企業に育て上げ、「経営の神様」と呼ばれた。
その経営の神様が、創業間もないころから、従業員に、
『松下電器は何をつくっているのか』と尋ねられたら、『人をつくっています。
あわせて電気製品もつくっています』と答えなさい」と言っていたのは興味深
い限りである。
幸之助は、経営の根幹は人である”という信念のもと、人づくりの必要性を強く
感じ、「人間は責任を与えられ任されれば自分でいろいろ考え、熱心に取り組む
ようになる。
その結果、もてる力が十分に発揮され、成長も図られる」として、思い切って
仕事を任せることで人を育ててきた。
たとえば昭和の初め、金沢に出張所を開設するにあたり、責任者を誰にしようか
と思いをめぐらせた幸之助は、20歳を過ぎたばかりの店員に白羽の矢を立てた。
突然の命に青年店員は「まだ入社2年余りで何の経験もない自分に、そんな大
役が務まるだろうか」と困惑するが、幸之助の「戦国時代の武将や維新の志士
たちは、みな10代で見事な働きをしているではないか。
君はもう20歳を越えている。大丈夫、きっとできるよ」という確信に満ちた
言葉に、「わかりました。やらせていただきます」と応じた。その店員は勇躍
赴任し、立派にその責を果たしたという。

幸之助は「どんなに完備した組織をつくり、新しい手法を導入しても、
それを生かす人を得なければ成果もあがらず、企業の使命も果たせない。
企業が社会に貢献しつつ、みずからも隆々と発展していけるかどうかは、
一にかかって人にある」とも述べている。
日本の実業の歴史に偉大な道を切り拓いた幸之助の精神を大いに学ぶべきだろう。

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