楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

心に響く!!名経営者の言葉No.040

2018-06-16 | 先人の知恵に学ぶ

 PHP『心に響く・名経営者の言葉』
       第3章 高いモチベーションを保つには?・No.008

「企業の在り方の中で

   官僚主義ほど発展を毒するものはない」
           大原総一郎(元クラレ社長) (190968
 大原総一郎は、岡山県で生まれた。
父は、倉敷紡績などの社長を務め、私財を投じて大原社会問題研究所や
大原美術館などを設立した実業家の大原孫三郎。
 総一郎は、その孫三郎の長男である。
東京帝国大学を卒業した総一郎は、父の経営する倉敷絹織に入社後、
昭和14(1939)年、30歳の若さで倉敷絹織の社長に就任。
 その後、世界初の国産合成繊維ビニロンの市販に成功するなど、さまざ
まな功績をあげ、倉敷絹織を世界のクラレにまで押し上げたのである。
 二代目社長というと、世間知らずのボンボンとか、遊び人というイメージ
がつきまといがちだが、総一郎は先代が「傑作」と太鼓判を押したとおりの
大人物だった。
 当時、大原家は倉敷紡績(クラボウ)と倉敷絹織(クラレ)の二社の支配
権を握っていた。
 これが、独占禁止法に抵触するとして、総一郎はどちらかの企業を手放
すように命じられた。
 このとき総一郎が経営権を持つことを選んだのは、発展途上の倉敷絹織
のほうだった。
 総一郎はまた、国交回復前の中国にビニロンの製造プラントを輸出しよう
と奔走し、昭和38年にようやく政府の認可を受けて輸出にこぎつけたが、
このときの動機は金儲けではなく、日本の戦争責任を痛感してのことだった。
 このように総一郎の清廉ぶりは経済界でも有名だった。
その総一郎が最も嫌っていたのは官僚主義だった。

 官僚主義とは、自分で責任を取ることを回避し、前例や建前論を盾にして
画一的な対応をすることを指す。
 官僚主義というと公務員をイメージするが、組織が大規模になるに従って
民間企業でも見受けられるようになる。
 責任を追及されないためには、事なかれ主義で過ごすのがベストだ。
だが、それでは新しいものは生み出されない。
 そこで足踏みをしているだけになってしまう。自分白身もそんな官僚主義に
陥っていないか、ときどきたしかめてみる必要があるだろう。

白馬入蘆花(はくばろかにいる)
       外見だけで判新しないで。

白い蘆(アシ)の花の中に白馬が入ったら、どこにいるのかわからなくなる。
しかし、馬と蘆はまったく別の存在だ。
似たように見えても同じではなく、その本質は違うことがある。
見かけだけに惑わされないで、違いを知ることが大切だ。
                  :気持ちが楽になる禅の言葉より 





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