「白神山地といえばブナ原生林」もともと、ブナは椎茸の栽培以外はあまり役に立たなかったらしく、ブナの漢字は「木へん」に「無」と書くのもうなずける事。たくさんの実をつけその重みで倒れ、倒木したブナが栄養分を供給したり、水を吸い上げるので、今貴重な「木」としてその存在感をアピールしているのでしょう。広大なブナの原生林が多く残っているのも珍しいことのようです。
ここ「鰺ヶ沢」のミニ白神は世界遺産登録地区とは異なるが、気楽にその雰囲気が味わえる「ブナ林散策ゾーン」となっており、2時間で一周できる遊歩道があり、ガイドの人一緒に歩ける。ミズナラ・トチノキ・ホウノキを始めいろいろと・・・・小学生みたいにガイドさんについて説明を聞くが、聞くそばから忘れてしまうのが、なんとも・・・・。お茶事に使われる「うりの木」の花の可愛さにうっとりしたり、クマゲラがあけた木の穴・クマの爪痕が残るブナの大木・根元に隠された「クルミやどんぐり」に生き物の跡を感じたり、「聴診器」を木にあて、ブナの水を吸い上げる音を聞いたりと久しぶりに「自然と対話」が出来たかな~と思う。
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