I-feelinブログ

FDとFCの方向性の多様性

相変わらず、FDやFCの修理、最近は時期もあり車検も多いのですが、オリジナル(新車時状態)を除いたRX-7の今後の仕様に選択肢が少し増えたのでここで紹介したいと思います。


チューニングになってしまいますが、一つはFD3Sのンの字マウントと言うレイアウト。
随分前に製作したのですが、スポーツ走行する人にとって水温は気になるポイント。

でもVマウントにする色々コストもかかりECO CPUとの親和性も高くないので、どうしても親和性を高くするとエアクリーナーボックス(導風板製作)等が問題になる為、以前考案したラジエターだけをVマウントの様にする事でした。

これにより、エアクリーナーやインタークーラー、バッテリーまでも純正のままでOKになり、ECOCPUとの親和性も高くノーマルECUのままでも良いしECOCPU搭載車ならリセッティングを行う事により、ノーマル以上にパワーが安定して引き出せる事が出来ました。

また、費用もVマウントキットやコンピューター、バッテリーその他を買い求めなくても良いので総額では低く抑えらました。

全てワンオフですので時間はかかります。
でも各バンパー開口部に合わせるので各種のバンパーに合わせる多様性が生まれました。


二つ目は、FDにFC用のGCGのBBハイフローを組み合わせる事によってシングル化が出来、その費用も社外タービンキットとほぼ変わらず、エアクリーナーの買い替えは必要なく基本純正パーツの加工で成立する為、これもECOCPUとの親和性は高くノーマル∔αとしての性能が引き出せています。


三つ目は、FC3S。
純正タービンは製造廃止でリビルトに使われる純正タービンシャフトの摩耗が進み、リビルドタービンの製品としてのクォリティは下がるばかりです。

そこで敢えてパワーは上がってしまうし、一部加工も必要だけれどGCGのBBハイフローを選択し取り付けました。

製作当初はECOとの親和性が低くまた車両にもいくつか問題点がありましたが、ECOのロムがハイスピード化したのと数度のデータ取り(セッティング)を行いセッティングが完了したと事でECOCPUユーザーさんにも一つの方向が示せたと思います。

これらのシステムにはECOが対応出来るのか?

ECOは多くのユーザーにも支持され搭載車両も多い中で、その気に入ったECUを生かせる仕様を考えて来ました。

もちろんこれからも考えますが、ノーマルの維持管理が日々難しくなる中またチューニングテイストを入れたいと言う方に新しい切り口を示せたと思います。

もちろん全ての方にお勧めする訳ではございません。
そこはノーマルじゃありませんから。

また、他ECUは汎用性が高いのでどの仕様であってもそれなりに合わせる事が出来ると思います。

あくまでECOを搭載されている方やノーマル∔アルファを求める方に絞りました。

この様に方向性(ノーマル+α)、多様性(オリジナルに拘らない)を示せたと思います。

費用の目安はざっくりですが・・。
ンの字マウントがVマウントのキットと工賃、位。
FDにFC-BBタービンはタービンキットと工賃、位。
FCにBBタービンはタービンキット位と工賃、位。

本当にざっくりでごめんなさい。

その他、車両の状態等によって価格は変わります。

今後の皆さんが乗って行かれる様に色々なプランを考えていこうと思います。

他人と違う自分の感覚に合うのが当店のいつもの定常運転ですから。

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