I-feelinブログ

RX-7 ドライビングスクールを開催して思った事

今回、RX-7ドライビングスクールを開催して色々思う所がありまして、自身の気持ちの記録として残しておこうと思います。

率直に言いまして開催して良かったと思います。

RX-7と関わって来て、数多くの出会いと別れを見て来ました。

生活環境の変化による乗り換えは理解出来るのですが、自損事故等による廃車や改造しまくって乗り切れず、壊れるとか理由をつけて他の車に乗り換える事等には大変違和感を覚えていました。

また、その様な話と並行して調子が悪い、壊れると言った事が一人歩きをしていきました。

本当はそうではなくて、全てはオーナーさんや販売店等が調子が悪い事に目をつぶって来た結果なのにと思っていました。

以前から、日常的なメンテナンスを中心にいかに調子の良い状態を保ち乗って貰うかと思っていた時に出会った(再会)のがECO CPUでした。

(今回の参加車の3台はECO CPU装着車)

当然の様にお客さんにパワーFCの事を相談されれば内容を聞いた上でECO CPUに変更させて貰いました。

それには理由があり、先に述べた調子の良い状態を保つのに一番良いパーツだと思ったからです。

それは実際に販売すると少しずつ形に現れて、調子の良い状態と言うのが維持出来る様になると、その結果オーナーさんが7に乗る機会が増えていきました。

それは至極当たり前で、調子が良いのだから乗らない乗れない理由はありません。

ですが、調子の良い状態というのは当たり前になると他の部品に目を移す事にもなる訳でして、その結果乗り辛くなったりする事で、その事が理由になってやはり車から遠ざかってしまいます。

また、本人の技量以上のチューニングは大変危険であるし、それで仮にサーキットのタイムが出たとしても出したのではなく出たなのです。

当然、車両限界を引き上げれば要求される運転技量も上がる事に気づいていない気づかない振りをしている方も多いのかと思いました。(大概の方がその理由付けとして車両や部品、環境のせいにしています)

しばらく色々思っている時に中村さんから2013の7dayに呼ばれて参加させて頂いて、こんなにRX-7が集まるのに、サーキット走行車も多いのにそういえばRX-7のドライビングスクールって無いなぁと思いました。

そんな話を、RX-7が好きな後輩であるC君にするとC君も昨今のRX-7のカーライフ事情には憂いでいて、それ良いよ!

是非スクールを開催しなよと応援して頂きました。

その様な矢先にお客様がFSWで事故を起こし、車両は治った物の運転技量は・・。
(事故を起こす前にその前兆はあり、事故を起こす以前に走行した時にコースアウトするスピンをしていました。)

死傷事故等につながる前に、もう運転技量向上は急務であると思いました。

そんな折、以前からお世話になっているJOYFASTの伊佐治社長より広場練習会のお知らせを戴き、オーナーさんに参加して頂きました。

その結果、スピンはしなくなり落ち着いてドライビング出来る様になりました。
ドライビングスクールに参加した事で、スピンや事故の流れは一旦断ち切れました。

その時に、ご紹介され指導されていたのが澤 圭太氏でした。

澤さんに早速アポをとりRX-7ドライビングスクールの趣旨や考え等をお話し、有り難い事に講師として快諾して頂きました。

RX-7ドライビングスクールの開催を発表すると直ぐに10名募集のところ9名まで埋まってしまいました。

実はこのスクールの事を発表するとお客様よりズルイ、仲間はずれにするな!とお叱りを受けおまけ枠を設けました。笑

以前、お話した様に他の車両の動きを見る事も勉強になると思った事も付け加えておきます。

開催日に近づくにつれ残念ながら、一人は車の故障、一人は肩痛でキャンセルとなりましたがRX-7のドライビングスクールらしく7名の方に参加して頂きました。

それと開催を発表した時に参加料金の事を言われました。

料金が高いと・・。

私も開催した事が無いので高いかなぁ?とは思いましたが、プロにほぼ一日マンツーマンで、しかも土曜日で場所がFSWと言う事を考えれば、そのくらいにはなるのだけれどと思いましたが、こればかりはどうにもならない部分がありました。

ですが開催してみて、その料金は適価であるしむしろ安いのでは感じました。
それは、色々な意味が含まれているからです。

プロのドライバーがほぼマンツーマンで指導。
ドライビング技術が向上する事により運転ミスによる事故が減る。
事故が減れば無用な修理は減る。
その分、メンテナンスやドライブしたりドライビングを覚えたりできる。
不特定多数の車両が走っている中で危険な車両に近づかない予測運転が出来る。
一般公道で出来ないものはサーキットに於いても出来ない。故に出来ればサーキットに於いても上手く運転する事が出来、結果タイムも向上させる事が出来る。
ドライビングスキルは、どの車にも適応出来るので一旦覚えれば一生モノ。
(部品はその時、その車両だけ)

今回、料金は¥32400でしたが年に4回開催したとしてもひと月にすれば¥10800。
¥10800を30日で割ると一日辺り¥360。
さらに¥360を一時間当たりにすると・・。
なんと!
¥15!

ドライビングは本を読んでも教えてもらっても、読み解く力や理解する能力が無ければあまり変わりません。

理解する能力も自己流で間違えていたままなら・・。

ドライビングスクールも座学と実技がありますが問題はココなんです。
講師の話す事を正しく読み解いているか?
正しく理解し実戦出来るか?

ハッキリ言って初心者には判らないと思いますし、一番多い中級者もそんな事は知っているとタカをくくっている節があります。(いくつか見学して良く判りました)
特にこの中級者層は、より多く走りたいと思っている事にその片鱗が見受けられます。

もし本当に上手く、速くなりたければ講師の発する一語一句を聞き漏らさず、メモをしたり判らなければ聞くと言う行為に出ると思うのですがその様な光景はあまり見られません。

講師がここまで、質問は?

・・・・。

本当に理解しているなら良いのですが、理解していると錯覚や誤解しているとしたら、これでは本当はダメなんです。

実技をすると・・。

本当に理解されていますか?と言う運転をされています。

理解しているかいないかハッキリ判ります。
恐らく何周走っても本当に理解出来ない限りスキルはあまりというか殆ど変わらないと思います。(まして俺は上手いと思っている人程・・。)

今、自身が乗っている車輌の状況(キチンと走れる車両)で如何に上手く速く走らせる事が出来るのか?

それがドライビングの醍醐味でもあると思うのです。

話が大分長くなりましたが、自身の車を完全に自分のコントロール下における様になって欲しい。

それが私の一番の願いですし、RX-7存続の為にもなると思っています。

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