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人生の結論

2018-10-11 16:10:11 | 

 御年82歳、『子連れ狼』『オークション・ハウス』などの漫画原作者の大家・小池一夫先生による「人生の歩き方」は非常に奥深く、また生き方の手引き書としてはレベルの高さを感じました。人関関係の処し方、仕事論、自分自身へのまなざしの向け方など、自分の弱いところをズバリと指摘してくれる貴重本です。きらりと光る人生訓が散りばめられています。

 私の胸にグサリと刺さった言葉は

「いい言葉を使う人には、いい人生をつくる力がある
  ~ 言葉の選択力と人間力は正比例

「自分の師が目指していた、その先を目指せ」

「優しい人は信じる。優し過ぎる人は信じない。本当に優しい人は、ちゃんと厳しい。
  厳しい人は信じる。厳し過ぎる人は信じない。本当に厳しい人は、ちゃんと優しい。」

「笑って生きる大人の姿を、子どもをはじめ周りの人たちに示すことは大人の嗜み」

「顔は運命ですが、表情は運命を切り拓いた証」

「未来の自分の結果は若いときの自分の選択の集合体」

などでした。小池さんの生き方のベースには、余裕があること、焦らないことがあり、その状態を維持できると、自分が発する言葉や所作、表情が穏やかで良き毎日が続きます。心の余裕は良い人生を送る切符なのでしょう。現代社会は忙しく余裕を感じることができない状況を醸し出していますが、時間があれば、空を見上げ、季節を感じる気持ちを抱くことが大切なのかなぁと思います。

『人生の結論』(小池一夫著、朝日新書、本体価格810円)

 

 

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