予測はなかなか当たらないものですが、先が読めないからやはり知りたいのが人情でしょうか。各社から今後の世界の姿の本を出版されていますが、世界の識者6人による1冊を読みました。
「このウイルスが経済面に及ぼす影響は、『変化の担い手』というよりも、『促進剤』と側面が強い。」
時代は一挙に変わることを意味しています。苦境に立たされていた産業はコロナ以前に受けていた変化が促進されるのでしょう。これは経済だけではなく、生活全般に及ぶでしょう。だから気を付けないといけないことを打ち出しています。
日本の女性の社会進出の低さ
GAFAの市場拡大
情報の大切さ
そして、「自分の職業キャリアの価値の見直し、生きる意味を再考する」、つまりは学び続ける必要性
を念頭に置くことはこの本の教えでした。
『コロナ後の世界』(ジャレド・ダイアモンド他、大野和基編集、文春新書、本体価格800円)