あなたの本の世界を変えましょう!

板宿の書店主から見た、本・まち・環境を語ります!

里山整備が終了し・・・

2009-01-11 20:30:11 | 里山

  里山整備も終わり、寒くなってきたので下山しましょうという段になったとき、いたやにすとの隊長が丸太泥棒を始めました。30センチはあるであろう丸太を引っ張って帰る!?

  この丸太、ニセアカシアなのですが、「切り倒すだけでは能がない。是非活かしてあげたい」という、生あるものを慈しむ気持ちから、箸を作ろうと考えられました。ニセアカシア箸です。製材して箸になれば、ひとつのコミュニティビジネスが生まれるでしょう。楽しみですね。

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憩いの場が完成!

2009-01-11 20:18:52 | 里山

  大人の板宿塾終了後、お昼ご飯を家でいただき、昼からは里山整備でした。年末に六甲砂防事務所が伐採してくれた樹木をきれいに整理・整頓・清掃するのが今日のメニューでした。3月15日に向けての助走です。寒風吹きすさぶ、たまには雪が舞い散る中、小学5年生の男の子を含めての6名の参加者は大いに働きました。一応の目途は付き、次回の18日の活動で植樹の下準備まで急ピッチで作業は進む予定です。

  里山整備をしても憩う場がない状態でしたが、ニセアカシアの巨木の根元を掘リ起こそうとしたところを、憩いの場にしようと、本日は丸太を並べて座るスペースは完成しました。酋長、いや隊長だけは、いたやにすと部族を見下ろせるように、一人だけ座れる丸太を設置しました。隊長も満足そうでした。

  あとはテーブルになる天板を付ければ文句なしです。写真は終了後、石津の謙ちゃん持参の賞味期限切れ寸前のインスタントコーヒーと、これまた賞味期限切れ寸前のドーナツで、完成祝いをしたシーンです。少しずつですが、里山も楽しめる場へ変貌しています。

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第14回大人の板宿塾

2009-01-11 19:46:42 | 大人の板宿塾

  本日は第14回の大人の板宿塾を開催しました。講師は現代書家・akiさんです。『本、言葉との出あい、そして現代書へ』という講演は非常に興味深いものでした。

  彼女は和歌山県は龍神のお方。なんで神戸の、それも板宿の本屋と関係があるのか?それは以前に書き込んだのでそちらを読んでいただいて・・・

http://blog.goo.ne.jp/idomori28/e/e2a71d67b652f9152a268d7403617007

  彼女は大阪生まれの大阪育ち。書の先生が神戸の方で、神戸にも足を運ばれるわけです。龍神には芸術家のIターン制度で移られたそうです。いろんな制度を各市町村も駆使しているんですね。現代書と聞けば「前衛的」な感覚!?、なんて書いてあるかわからないじゃないかと思いますよね。それでも書のクライアントが「誰でも読めるように書いて」という要望があればそうするのも当たり前と言えば当たり前です。

  書くスタイルも色々とありまして、書は筆と硯と半紙が定番ですが、現代書では書けるものであれば何でもOKです。筆の代わりに段ボールや割り箸、硯の代わりに食品トレイに墨汁を注ぎ、コピー用紙でも何でも書ければ問題なし。

  最後に「みんなで書いてみよう!」のコーナーでは参加者が好きな文字を自由に思いを込めて書き初めをしました。「『きれいに書かないとダメ』という常識を捨てて下さい。あなたの思いが伝わる字を書くことが素晴らしいんです。」というakiさんの言葉は、私たちの書に対する束縛を解いてくれました。 

  写真はakiさんの作品。アメリカ・インディアンの言葉の書です。

  今回の参加者の方は皆さん、講演と実演を楽しんでおられました。聴くだけでなく、体験するスタイルがいいですね。今後も色々と企画を練りましょう! 

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