鉄筋3階建てでの無線LAN ＜オボエガキ＞

以前、知り合いの家の無線LANを構築したとき、ちょこっと手間取ったの
で、設定内容を覚書として掲載しときます。＊ネットワークに詳しいわけ
ではないので、間違った内容や、そんなこと当たり前！って言う内容もあ
るかもしれません。あくまでも素人作業の記録です。

＜条件＞
住居：鉄筋3階立て戸建住宅
PCの所在：1Fおよび3F
インターネット環境：ADSL (Yahoo!BB8M)
ADSLモデム設置場所：1F

要は鉄筋3階建ての家で、1Fから3Fまで飛ばしたいわけです。
（LANケーブル引くのはイヤなので・・・）

鉄筋3階建てなのでどうかなー？と思いつつ、まず1Fパソコンに無線LANルータ
を繋ぎ、3Fパソコンに無線LANアダプタを接続。設定してみるとあっさり繋が
りました。しかし、予想通り電波が不安定でよく切れるみたいです。しかも、
1Fの雨戸シャッター（金属製）を閉めると、殆ど繋がりません。どうやら、
建物内部でなく、窓を通って外部で伝わってたようです。

この無線LANルータ（Buffalo WBR-B11)は「アクセスポイント間通信（WDS）」
機能がついているので、もう一台を2Fあたりにおけば、リピータ（中継局）
として使えるはず！と思い、急遽追加で設置しました。

こんな感じ

設定画面で2台の無線LANルータそれぞれに相手方の無線LANルーターの
MACアドレスを入力し、これでアクセスポイント間通信が成立です。
2Fに設置した無線LANルーターの無線PCの制限を3Fパソコンのみとし、
再度チャレンジ・・・

安定して繋がりました。・・・が、PCを再起動するとまた不安定になって
ます。よく見てみると、接続先が1Fの無線LANルータになってるようです。
どうもその時々で掴む電波が変わってしまって、2Fのルーターからの電波
をうまく掴めない場合があるようです。

これも答えは簡単でした。1Fの無線LANルータを「WDS専用モード」に
すれば良いのです。これで、3Fパソコンは常に2Fの無線を掴むように
なり1F->2F->3Fとウマイ具合に繋がるようになりました（シャッター
閉めても大丈夫！）

このように、言われてみれば「あたりまえ」の設定のようですが、いまいち
わかり易い説明が見当たらなかったので苦労した次第です。人の家なので
いったん引き受けた以上諦めるわけにいかず、必死だった事情もありまし
たが。。。

参考記事