遺伝屋ブログ

酒とカメラとアウトドアの好きな大学研究者です。遺伝学で飯食ってます(最近ちょっと生化学教えてます)。

空飛ぶ仲間達

2009-06-08 22:50:10 | たわごと
獅子吼でなかなか思いっきり飛べない週末が続きますが、思いっきり飛べないのは鳥達も同じようです。この時期、まだ若い鳥は飛びが上手じゃないし(僕よりは上手ですけど。笑)、天気悪いとけっこう低空飛行するしで、近くで鳥の姿を見たり、さえずりを聞いたりできます。田舎に住んでていいことのひとつですね。町中でも小さな田んぼがあれば、立派なサギが目の前で休憩したりするんですよ。そんなわけで、つたない出来ですがこの春から撮り集めた鳥の写真を『いでんや本家』にまとめました。2枚目のセキレイの写真は金沢市内ですが、他は獅子吼エリアで撮りました。

白山で70年ぶりライチョウ 絶滅地域、雌の成鳥1羽(共同通信) - goo ニュース
素晴らしいですねー♪
乗鞍岳辺りから飛来したのではないかと考えられていますが、白山の自然環境もけっして捨てたもんではないのでしょう。こちらでも繁殖して欲しいですね。できるだけ人間は余計なことをせずに静かにそっとしておくのが正解でしょう。カメラで追い掛け回すのはサイテーです。

放鳥トキの繁殖、今年は絶望的 島と本州に雄雌分かれる(共同通信) - goo ニュース
放鳥されたトキは中国から輸入されたもので、日本人は日本のニッポニア・ニッポンを絶滅させてしまいました。個体数はこれから繁殖して増やすには絶望的な数でして、あくまでもこれらのトキは『指標動物』としての役割が期待されます。つまり、彼らが食べるものが無くて餓死したり、変なもの食べて病気になって早死にするようでは日本の環境はダメだということです。彼らが健康に天寿を全うしてくれれば、そこそこ我々の国の環境はトキに認めてもらえたと思っていいでしょう。飛来したトキに住民票を出したりするようなトンチンカンな自治体がありますが、その前に自分とこの田んぼにどれだけドジョウやタニシがいて、カエルが鳴いて、蛍が舞って、トンボが遊びにきてくれてるか心配すべきです。そういう自然豊かな状況が出来ていればトキなんかいなくてもいいんですよ。きれいでかわいい動物だけ絶滅が心配だなんて言ってるかぎり、いつまでたっても本当の生態系の回復なんて望めないのです。

本日のお酒:KIRIN CLASSIC LAGER + 奈良粕取り焼酎 良々音
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