人間界は相互扶助で成り立っています。
狩猟採集・農業の社会は
分かりやすい助け合いの社会でした。
村や地域社会が教育や福祉などを担っていました。
ところが工業化社会の発展と共に核家族化や
職場(会社)コミニュティに移行して来ました。
それまでの村や地域社会がやっていたことを
各家庭や会社が担うようになって来ました。
情報化社会のおいては個人化社会になってしまいました。
情報化社会は便利な社会ではありますが
それまで普通に意識せずともできた自立がクローズアップされるようになりました。
たとえば女性(男性も)が結婚することは自立することでしたが
自立の意識がない場合、パートナーに親の代わりを求めるようになり
依存した同士の結婚は共依存関係に成りやすく
共倒れになります。
相互扶助の関係は共に助け合い、協力し合う関係です。
核家族や個人化は子供の頃から培うことが大切な協力し合う関係や
人間関係の基礎である礼儀を学ぶことが難しいようです。
たとえば社会では働かずに、貢献せずに
何もしなくてもご飯が出てくることはあり得ませんし
家賃や光熱費を払わずに生活できることはありません。
赤ちゃんやペットのような習慣は
自立とは遠くかけ離れた人生になってしまいます。
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