公教育で「道徳」の時間を増やすとの方針だそうですね。
やらないよりやった方が良いとは思いますが
「ゆとり」教育と同じ結果にならなければいいなぁと思います。
僕は子供には「躾」の方が大切だと思っています。
本来、道徳とはマナーではありません。
道=宇宙の法則で、徳=道に従った人間の法則です。
公教育ではマナーを教えることの方が良いと思いますが
実際の教育現場ではそれも困難な状況かも知れません。
明治以降、特に昭和の戦後以降は
一般的には勉強というと受験勉強と刷り込まれています。
知識習得がメインになり
「生き方」さえもハウツー的な感じになっています。
現実世界を生きることは心と身体で生きています。
知識で生きているのではありませんね。
知識を生かすのも心と身体ですね。
身を美しくするという意味の「躾」を習得せず
知識習得の方に偏ると
身体性が発達しないまま、カラダだけが大人になり
道徳性や精神性の意味すら理解することが困難になってきます。
心と身体はひとつだからです。
大切な事はハウツーやテクニカルな事より
先生や大人が、本当の躾や道徳を理解することではないでしょうか。
ヒントは武士道教育などにみられる
古(いにしえ)の教育にあると思います。
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