毎年桜の頃には
靖國神社に参拝に行かせて頂いています。
「靖國で会おう」と
戦争で散って行かれた英霊の方々が
春の梢に咲いて戻ってきてくれるからです。
桜は日本人の死生観と重なりますね。
桜の花の散り際の美しさは見事なものです。
潔く美しくはかなく散って人生を終えても
また一年に一回春には戻って来るという。
日本では霊魂と桜の花を重ねて信じられて来ました。
日本は戦前はスピリチュアル国家でしたが
敗戦によりずいぶんと精神性が変えられました。
個人主義・自由主義・資本主義は
便利で快適で物質的に豊かな社会を実現しましたが
少子化や孤独に苛まれる人や
おひとりさま世帯も増えています。
生きる意味も見失っている人も増えているようです。
「人間死んだら終わり」との考え方もありますが
魂は命(みこと)であり神性ですね。
魂の存在を信じて
生ある間は世のため人のため自分のために
懸命に魂を磨いて生活して生き切って
終わりは潔く見事に散って行く。
でも魂(命)は肉体が死んでも終わりではなく
また愛し合った仲間の元には必ず戻って来ると
信じられる気持ちでいられる方が
生きている人にも希望を与えてくれるのではないでしょうか。
「ありがとう」という感謝と共に
桜の花を愛でると運が良くなります。
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