個人主義・自由主義・資本主義を生きている現代人は
お金の取り扱はきちんとしなければ生きにくい社会です。
それでも日本人は昔から
自分の仕事に誇りを持っていた民族でした。
「利の元は義」との儒教的な教えもあります。
単なる儲かれば良いなどの考えでなく
誰も見ていなくても仕事の手を抜かずに
勤勉と誠実な仕事を心掛けていました。
「お天道様はすべてお見通し」との言葉もありますね。
「銭金の問題じゃねえ」という言葉もありました。
義理や義務に責任を持ち
不誠実な金儲けを嫌いました。
お金持ちも長者と呼ばれ
いざ街や地域コミニュティーに災害や飢饉等が起こった時は
皆のために富を投げ出し救って来ました。
そんな日本人気質は
世界に誇るメイドインジャパンを生み出し
街がきれいで、安全で
公(おおやけ)意識の高い国民性に
つながっているのではないでしょうか。
たとえグローバル化になろうとも
たとえ移民が増えようとも
仕事に誇りを持って取り組む精神は
忘れないようにしたいものですね。