歴史や社会には流れがあります。
波のような動きで
混乱の中、古い時代の価値観が徐々に衰退して
新しい価値観が生まれます。
新しい価値観は新しい勢力となり
時代は上昇期に入ります。
今度は新しい価値観が徐々に勢力を強め
ある時点からより加速して
ぐんぐん成長してピークまで突き進みます。
上昇期は前半と後半に分けられますね。
上昇期は約３０～４０年ほど続きます。
明治維新から大正・昭和・平成・令和と
時代の流れを分析すると
明治は西南戦争の１８７７年ぐらいから
上昇期に入りました。
幕末から新旧の価値観が衝突して
混乱が続きましたが
維新の功労者でありながら
義理人情に厚い西郷隆盛が
旧勢力を率いた西南戦争が終わり
そこから日本は
明確に新しい価値観の方向に
舵を切ったようです。
西洋文明を取り入れた近代化が
日本の新しい価値観でした。
昭和の１９４５年の敗戦も
明治維新と同じパラダイムシフトでした。
混乱から５年後の朝鮮戦争ぐらいから
復興の目どがつきはじめ
７年後のサンフランシスコ講和条約から占領も終了しました。
１９５０年代前半のどこかで
新しい価値観である
欧米文化（主にアメリカ）を取り入れて
日本は高度経済成長期に向かう
上昇期に入りました。
２０２０年の現在はどうでしょうか？
２０１０年代に
例えば終身雇用制という古い価値観は崩れ
新しい価値観である（？）
働き方改革なるものに移行しましたね。
団塊世代も７０代を迎え
本格的な少子高齢化に移行し
人口減少も始まっていますね。
２０２０年のコロナ騒動は
新しい価値観を加速しているのではないでしょうか。
新しい時代の上昇期に入っている感じがしますね。
若い人たちは
新しい価値観を取り入れて
どんどん上昇の波に乗って行くことは
言うまでもありませんね。
中年や年配者は
なかなか新しい価値観に馴染むことが
難しくなることは致し方ないかも知れません。
それでも
くれぐれも心身の健康には気を付けて
少しずつでも時代の流れについて行きたいものですね。
実年齢より魂年齢ですね（笑）
魂年齢が若くなると運も良くなります。
